【J1採点&寸評】新潟×鹿島|スーパーボレ―を沈めた柴崎がMOM!!新潟は降格圏が間近に…

2016年09月25日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

新潟――積極的な攻め上がりが活きなかったコルテース、小泉らを減点。

【警告】新潟=松原(47分)、小泉(74分)、小林(89分) 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】柴崎 岳(鹿島)

[J1第2ステージ13節]新潟0-2鹿島/9月25日/デンカS
 
【チーム採点・寸評】
新潟 4.5
選手個々の闘志は感じられたが、肝心のゴールを奪う術を封じられて4連敗に。結果論だが、鹿島の術中にハマった印象は否めない。
 
【新潟|採点・寸評】
GK
21 守田達弥 5.5
柴崎にスーパーミドルを叩き込まれた1失点目、PKでの2失点ともノーチャンスに近い。ただ、守備陣との連係に不安を覗かせたのは気掛かりだ。
 
DF
27 松原 健 5.5
前線へのフィード、対人守備とも特に問題はなかった。欲を言えば、何度か見せたサイドアタックを効果的に生かしたかった。
 
4 舞行龍ジェームズ 6
2試合ぶりの先発も、怪我の影響を感じさせなかった。空中戦では金崎や赤﨑との勝負で堂々と渡り合い、地上戦でもしつこく食らいついた。
 
5 前野貴徳 6(44分 OUT)
プレーにムラはなく安定していた。ルーズボールに目を光らせ激しくボールを奪うなど、闘志を全面に最終ラインを支えていただけに、足の負傷で途中交代を余儀なくされたのは悔やまれる。

MF
7 コルテース 5.5
前半から高い位置でボールを受けていたが、ファン・ソッコの対応に手を焼きチャンスには絡めず……。不完全燃焼に終わった。
 
6 小林裕紀 6
長短織り交ぜた正確なパスさばきで攻撃を構築。中盤に止まらず、味方のパス交換から「3人目の動き」で攻めに厚みを加えた。
 
25 小泉 慶 5.5(76分 OUT)
相手とのマッチアップで力強くボールを奪うだけでなく、マイボール時には積極的に攻撃にも関与。ただ、クロスやパスの精度を欠いたのは残念だった。
 
8 レオ・シルバ 6
ツボを押さえたポジショニングでピンチの芽を摘み取る。縦への推進力を発揮する場面は少なかったが、目立ったミスもなく安定していた。

次ページ新潟――R・シルバは、鹿島のCBに封じられて沈黙。

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