【日本1-2UAE|採点&寸評】岡崎は点取り屋として落第点。香川も怖さを与えられず、100試合の長谷部も…

2016年09月01日 サッカーダイジェスト編集部

吉田は警告を受けてから、球際で迫力を欠いた。

【警告】日本=酒井宏(16分)、吉田(19分) UAE=モハナド・サレム(10分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】アハメド・ハリル(UAE)

【ロシアW杯アジア最終予選】日本1-2UAE/9月1日/埼玉スタジアム2002

【日本代表・総評】


 セットプレーのチャンスを活かし、本田のゴールで幸先良くリードを奪うも、自分たちのミスで与えたFKを決められ同点に。その後、ペースは握りながら最後の最後でUAEの身体を張った守備に止められ、前半を1-1で折り返す。
 
 後半は、日本に明らかに不利な判定が続くなど、審判に試合を"壊された"。PKでリードを奪われた後は猛攻を仕掛けるが及ばず。最終予選はまさかの黒星スタートとなった。
 
【個人採点・寸評】
[GK]
12 西川周作 5
失点の場面では懸命のセービングも弾き返せず。41分の至近距離からのシュートには素早い反応で防いだが、PKはストップできなかった。
 
[DF]
19 酒井宏樹 5.5
早い時間帯にラフなタックルを喰らうも、問題なくプレー。高い位置に出て攻撃に広がりを持たせた一方、クロスの質は今ひとつ。前半終了間際のヘッドはGKに止められた。
 
22 吉田麻也 5
微妙な判定だったが、自身のファウルで与えたFKを決められる。イエローカードを受けてからは、球際で迫力を欠いた。カバーリングは悪くなかったのだが……。
 
6 森重真人 5.5
最終ラインから効果的なつなぎができず。寄せが甘く、不用意にスペースを空ける場面も。クロス対応はまずまずで、押し込んだ終盤は前に出て攻撃を後押しした。
 
21 酒井高徳 5
長友の離脱に伴い、この日は左SBでプレー。イージーなパスミスで攻撃のテンポを悪くするのはいただけない。後半はやや盛り返したが、判断の遅さも目についた。

次ページ香川は運動量も見せ場も少なく、バイタルエリアで脅威を与えられなかった。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事