【J1採点&寸評】柏×横浜|トップ下・天野が奏功した横浜。堅守で柏の攻撃を封じる

2016年08月07日 鈴木潤

横浜――孤軍奮闘した伊東は及第点。

【警告】柏=なし 横浜=マルティノス(28分)、天野(71分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】天野 純(横浜)

[J1第2ステージ7節]柏1-2横浜/8月6日/柏
 
【チーム採点・寸評】
柏 5.5
運動量が少なく、パスミスも目立ち全体的に迫力不足だった。オウンゴールを献上した中山の同点弾で一時は盛り返すかに見えたが、課題のセットプレーまたしても失点し、上位から離される痛い黒星を喫した。
 
【柏|採点・寸評】
GK
1 桐畑和繁 5.5
2失点はノーチャンス。不運なオウンゴールの直後、後方からチームを鼓舞して奮い立たせた点は評価できる。
 
DF
8 茨田陽生 5(67分OUT)
前節のように攻撃の起点にはなれず、齋藤学のドリブルの対応に苦しみ守備面では不安定だった。
 
5 増嶋竜也 5.5
久しぶりのスタメン出場で序盤はミスもあったが次第に落ち着きを取り戻す。ただし結果という形で爪痕は残せなかった。
 
29 中山雄太 5.5
ビルドアップは効いていただけにオウンゴールは悔やまれる。ただ、それを跳ね除け同点ゴールを決めた気持ちの強さは評価できる。
 
22 輪湖直樹 5.5
前半はマルティノス、後半は遠藤に上手く対応したが、攻撃面ではクリスティアーノとの連係がほとんど見られなかった。
 
MF
28 栗澤僚一 5.5(62分OUT)
運動量もあり、セカンドボールへも反応して出来自体は悪くはなかったが、戦術上の交代により62分で退く。
 
7 大谷秀和 5.5
攻撃が機能していなかったことが影響し、持ち前の危険予測やカバーリングの良さが影を潜めていた。
 
37 クリスティアーノ 5.5
FKで同点ゴールをアシストも、最初の決定機を外したほか、流れの中では小林に完璧に消され、ミスも目立った
 
14 伊東純也 6
ドリブルで金井を翻弄し、右サイドから好クロスを入れてチャンスを作り出すなど孤軍奮闘。

次ページ柏――2トップが封じられ、攻撃が機能不全に。

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