【J1採点&寸評】広島×神戸|浅野、塩谷の離脱を感じさせないハイパフォーマンスで広島が神戸を粉砕

2016年07月24日 サッカーダイジェスト編集部

広島――集中力の高い守備を見せたディフェンス陣を高評価。

【警告】広島=なし 神戸=ニウトン(17分)、P・ジュニオール(80分)、藤田(82分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ピーター・ウタカ(広島)

【チーム採点・寸評】
広島 6.5
塩谷が抜けた守備面は不安視されたなか、全員で集中力を高く保って戦い抜いた。エースが先制点を奪うと、その後はカウンターでゴールを狙う得意の展開に持ち込んだ。
 
神戸 5
前半は積極性を欠いて広島にペースを握られ、CBがP・ウタカに振り切られて先制点を奪われる。後半は攻撃のギアを上げたが、決定機を逃した後に追加点を奪われて万事休す。
 
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6.5
ポゼッションの判断が悪い場面もあったが、DF陣の高さ不足を補って4試合ぶりの完封に貢献。
 
DF
37 宮原和也 6.5
相手の攻撃に対し、冷静に身体を当てて対応。集中力も高く、後半は塩谷のように持ち上がってチャンスを作る場面も。
 
5 千葉和彦 6.5
腕章を巻いてプレーし、集中力を高く保って隙を作らなかった。塩谷不在の不安を吹き飛ばす完封勝利。
 
16 清水航平 6.5
2年ぶりにディフェンダーとして起用されるも不安なところはなく、P・ウタカの先制点を引き出す縦パスを入れる。
 
MF
14 ミキッチ 6
縦への突破は成功しなくてもCKを獲得して相手を押し込んだ。守備でも穴を作らず役割を全う。
 
28 丸谷拓也 6
ミドルレンジのパスが精度を欠く場面も散見したが、守備ブロックの中央をしっかりと締めた。
 
8 森﨑和幸 6(79分OUT)
清水ともミスなくパス交換してポゼッションを落ち着け、できるだけカウンターを受けないよう試合を進めた。
 
18 柏 好文 6
前半からドリブルで相手を破り、クロスだけでなくシュートも狙いに行く。ゴールを奪えなかったのが残念。
 
31 宮吉拓実 6.5(86分OUT)
運動量を豊富に保って攻守に貢献し、貴重な追加点をゲット。非凡なシュートセンスを披露した。
 
30 柴﨑晃誠 6
多くあったセットプレーが得点につながらなかったのは残念だったが、守備への貢献度は高い。
 

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