【J1展望】名古屋×甲府|残留を懸けた大一番。未来への勝点を掴むのは? 

2016年07月22日 本田健介(サッカーダイジェスト)

名古屋――トップ下の和泉に期待。

故障者/名古屋=田鍋、田口、川又、小川、扇原、ハ・デソン 甲府=チュカ、B・セレスキー
出場停止/名古屋=なし 甲府=なし
五輪帯同による欠場/名古屋=なし 甲府=なし 

J1リーグ・2ndステージ5節
名古屋グランパス – ヴァンフォーレ甲府
7月23日(土)/18:00/パロマ瑞穂スタジアム
 
名古屋グランパス
2ndステージ成績(4節終了時):17位 勝点1 0勝1分3敗 0得点・7失点
年間成績(21試合終了時):16位 勝点18 4勝6分11敗 24得点・36失点
 
【最新チーム事情】
●降格圏に沈む甲府との直接対決。次節以降の横浜、広島、浦和との3連戦を考えれば必ず勝点3を掴みたい。
●前節の鳥栖戦で負傷したハ・デソンに代わり和泉がトップ下で先発か。
 
【担当記者の視点】
 前節の鳥栖戦はスコアレスドローで、第2ステージ初の勝点を手にした。しかし、楢﨑のファインセーブがなければ負けていた内容だっただけに守備陣を中心に選手たちは危機感を高めている。
 
 勝点1差で追われる甲府との一戦は、残留を勝ち取るために負けられない一戦だ。今節以降、横浜、広島、浦和との3連戦が控えていることを考えれば、ここで勝点3を掴めなければ、非常に厳しい状況に置かれる。もしかしたら、指揮官交代の引き金になる恐れも……。
 
 注目は前節に負傷したハ・デソンに代わりトップ下に入る見込みの和泉だ。「自分のゴールでチームを勝たせたい」と、頼もしく語るアタッカーの活躍に期待したい。
 

次ページ甲府――堅守と新助っ人・ドゥドゥの出来がポイントに。

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