「イタリアのほうが戦力的に劣るけど、ドイツには勝てる気がする」
準決勝で激突した前回大会はバロテッリのスーパーゴール2発でイタリアがドイツを下している。(C) Getty Images
EURO2016のベスト8で最注目カードは、間違いなくドイツ対イタリアだ。7月2日にヌボー・スタッド・ド・ボルドーで開催される一戦(日本時間の28時キックオフ)は、世界中から熱視線が注がれることだろう。
W杯制覇は4回ずつ、EUROはドイツが3回、イタリアが1回の優勝を誇り、幾多の伝説的プレーヤ―を輩出してきた超大国同士。しかし、不思議なことに、イタリアにとってドイツは得意中の得意、ドイツにとっては苦手中の苦手と言える存在なのだ。
通算対戦成績はイタリアの15勝10分け8敗で、公式戦に限れば4勝4分けとさらに圧倒的。ドイツはW杯やEUROでイタリアに勝ったことがないのだ。
ちなみに、その8試合は以下の通り。
・1962年W杯グループステージ:△イタリア 0-0 △西ドイツ
・1970年W杯準決勝:○イタリア 4-3(延長) ●西ドイツ
・1978年W杯2次ラウンド:△イタリア 0-0 △西ドイツ
・1982年W杯決勝:○イタリア 3-1 ●西ドイツ
・EURO1988グループステージ:△西ドイツ 1-1 △イタリア
・EURO1996グループステージ:△ドイツ 0-0 △イタリア
・2006年W杯準決勝:●ドイツ 0-2(延長) ○イタリア
・EURO2012準決勝:●ドイツ 1-2 ○イタリア
1970年W杯準決勝は、"世紀の一戦"として語り継がれる伝説のゲーム。イタリアはDFジャチント・ファッケッティ、MFサンドロ・マッツォーラ、MFジャンニ・リベーラ、FWルイジ・リーバ、ドイツはGKゼップ・マイヤー、DFフランツ・ベッケンバウアー、FWゲルト・ミュラー、FWウーベ・ゼーラーら伝説の名選手を数多く擁し、ほぼ互角の攻防が繰り広げられたが、結局は延長の末にアッズーリが勝ち切った。
記憶に新しいところでは、まず2006年W杯準決勝。ドイツは自国開催で優勝を至上命題に掲げていたが、延長戦でファビオ・グロッソとアレッサンドロ・デル・ピエロがゴールを奪い、イタリアが凱歌を上げた。
また、EURO2012では準決勝で対峙。マリオ・バロテッリが超絶的な2ゴールを挙げて、またしてもイタリアが勝利を手にしている。
ラウンド・オブ16終了後、旧知のイタリア人カメラマンが「次はドイツか。今回はどう考えてもイタリアのほうが戦力的に劣っているんだけど、ドイツには勝てる気がする」と言うのも頷ける実績である。
W杯制覇は4回ずつ、EUROはドイツが3回、イタリアが1回の優勝を誇り、幾多の伝説的プレーヤ―を輩出してきた超大国同士。しかし、不思議なことに、イタリアにとってドイツは得意中の得意、ドイツにとっては苦手中の苦手と言える存在なのだ。
通算対戦成績はイタリアの15勝10分け8敗で、公式戦に限れば4勝4分けとさらに圧倒的。ドイツはW杯やEUROでイタリアに勝ったことがないのだ。
ちなみに、その8試合は以下の通り。
・1962年W杯グループステージ:△イタリア 0-0 △西ドイツ
・1970年W杯準決勝:○イタリア 4-3(延長) ●西ドイツ
・1978年W杯2次ラウンド:△イタリア 0-0 △西ドイツ
・1982年W杯決勝:○イタリア 3-1 ●西ドイツ
・EURO1988グループステージ:△西ドイツ 1-1 △イタリア
・EURO1996グループステージ:△ドイツ 0-0 △イタリア
・2006年W杯準決勝:●ドイツ 0-2(延長) ○イタリア
・EURO2012準決勝:●ドイツ 1-2 ○イタリア
1970年W杯準決勝は、"世紀の一戦"として語り継がれる伝説のゲーム。イタリアはDFジャチント・ファッケッティ、MFサンドロ・マッツォーラ、MFジャンニ・リベーラ、FWルイジ・リーバ、ドイツはGKゼップ・マイヤー、DFフランツ・ベッケンバウアー、FWゲルト・ミュラー、FWウーベ・ゼーラーら伝説の名選手を数多く擁し、ほぼ互角の攻防が繰り広げられたが、結局は延長の末にアッズーリが勝ち切った。
記憶に新しいところでは、まず2006年W杯準決勝。ドイツは自国開催で優勝を至上命題に掲げていたが、延長戦でファビオ・グロッソとアレッサンドロ・デル・ピエロがゴールを奪い、イタリアが凱歌を上げた。
また、EURO2012では準決勝で対峙。マリオ・バロテッリが超絶的な2ゴールを挙げて、またしてもイタリアが勝利を手にしている。
ラウンド・オブ16終了後、旧知のイタリア人カメラマンが「次はドイツか。今回はどう考えてもイタリアのほうが戦力的に劣っているんだけど、ドイツには勝てる気がする」と言うのも頷ける実績である。