【スペイン 3-0 トルコ|採点&寸評】渦中のモラタが2ゴール! MOM!

2016年06月18日 山本孔一・熊崎 敬

攻守ともに大きな収穫を手にした完勝。

警告:ス=S・ラモス(2分) ト=ブラク(9分)、オザン(41分) (C) SOCCER DIGEST

【スペイン|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 6.5

チェコ戦の内容からFW陣に結果が欲しかった試合。モラタ、ノリートがきっちりゴールを決めて周囲の雑音を消し去れば、守備も枠内シュートを1本も許さずに連続完封と、攻守ともに大きな収穫を手にした。
 
監督 ビセンテ・デル・ボスケ 6
先制点が入るまではベンチとテクニカルエリアを往復する姿が目立ったが、34分にモラタが待望のゴールで均衡を破ってからは落ち着きを見せた。
 
【スペイン|選手 採点&寸評】
GK
13 ダビド・デ・ヘア 6

完全に主導権を握る展開で仕事という仕事はなし。それでも、31分のS・ラモスのミスをカバーする飛び出しなど、しっかりと集中力を保ち続けた。
 
DF
16 ファンフラン 6

アルダをケアするなどサイドバックとしての本分を果たしただけでなく、チェコ戦同様にシルバとのコンビから好機を作り出した。
 
3 ジェラール・ピケ 6.5
速攻にはカバーリング、セットプレーではヘディングでクリアとゴール前の壁として君臨し、いい意味でデ・ヘアに仕事をさせなかった。
 
15 セルヒオ・ラモス 5.5
開始2分にイエローカード、31分にロングボールをかぶるなど怪しい場面もあったとはいえ、試合を通してみれば問題なく自らの責務を全う。
 
18 ジョルディ・アルバ 6.5(81分OUT)
先制点の起点、3点目のアシストと左サイドを飽かずに駆け上がり、攻撃に厚みとアクセントを加え続けた。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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