【EURO展望】チェコ×クロアチア|モドリッチ&ラキティッチvsロシツキ&ダリダ。鍵を握るのは中盤の攻防だ

2016年06月17日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

トルコ戦ではパッとしなかったマンジュキッチの出来にも注目。

故障者/チェコ=なし クロアチア=なし
出場停止/チェコ=なし クロアチア=なし

EURO2016
グループD2節
6月17日(金)/18:00(日本時間:25:00)/サンテティエンヌ
チェコ×トルコ
主審:マーク・クラッテンバーグ(イングランド)
 
 【注目ポイント】
●タレントが揃う中盤の攻防
●マンジュキッチの決定力
 
【試合展望】
 中盤にタレントが揃う両チーム。ミドルゾーンの攻防が勝負の行方を左右するだろう。
 
 スペインとの初戦(0-1)では圧倒的にボールを支配されたチェコは、ロシツキとダリダの二枚看板も守備に追われ、持ち味のパスワークは影を潜めた。
 
 勝点3が欲しいこの一戦は、前線から積極的にプレスをかける本来のスタイルで臨むだろう。奪ったボールを素早く繋いでゴールに迫る得意の形を繰り出したいところだ。
 
 とはいえ、クロアチアにはモドリッチがいる。厳しいマークをいなすのはお手の物だ。この世界屈指の司令塔がいつも通り涼しい顔でプレーできるようなら、トルコ戦(1-0)と同様に主導権を握れるはずだ。
 
 初戦で物足りなかったのは主砲マンジュキッチだ。サイドに流れる場面が多く、シュートチャンスは多くなかった。屈強なチェコのCBを相手にフィニッシャーとしての仕事を全うできるか。同じく本領を発揮できなかったトップ下のラキティッチとの連係が機能すれば、チェフの牙城も破れるだろう。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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