J１リーグ１stステージ・13節
サガン鳥栖－大宮アルディージャ
５月21日（土）／15:00／ベストアメニティスタジアム
 
サガン鳥栖
１stステージ成績（12節終了時）：16位　勝点９　２勝３分６敗　７得点・12失点
 
【最新チーム事情】
●ナビスコカップ・川崎戦では出場機会の少なかった選手を起用。富山がゴールを挙げて猛アピール。
●課題の得点力不足はいまだ解消されていない。
●U-23代表活動でトップ下の鎌田が一時不在。
 
【担当記者の視点】
　前々節の広島戦は０-３の完敗で､前節のFC東京戦は失点こそしなかったものの、得点が奪えずスコアレスドロー。上位チームとの連戦の疲労を考慮し、ナビスコカップ５節の川崎戦（１-１）は、J１・12節のFC東京戦から、先発10名を入れ替えて主力を休ませた。今節の大宮戦で先発出場するであろう"固定メンバー"に、コンディションの不安はない。
 
　ただし、ナビスコカップを戦った選手の中で、"固定メンバー"を脅かす戦力も台頭してきた。川崎戦では、昨季まで大宮に在籍していた富山が、打点の高いヘッドで同点弾を挙げるなど猛アピール。フィッカデンティ監督の交代策にも注目したい。
 
　トゥーロン国際大会に臨むU-23代表に帯同している鎌田の代わりに、トップ下にはペク・ソンドンの起用が濃厚。課題の得点力不足に苦しむチームの起爆剤となれるか。まさに、今節はチーム力が問われる一戦といえる。

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