【J1ベストイレブン】柏木&阿部を圧倒したレオ・シルバがMVP!決勝点の遠藤、城後、大久保らを選出|1st・12節

2016年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

レオ・シルバが”95分間”フル稼働。天敵・浦和を相手に中盤で絶大な存在感。

【1stステージ12節のベストイレブン】

 J1リーグは5月13・14日に、第1ステージ12節の9試合を行なった。上位では、首位の浦和が新潟と引き分け、神戸を破った川崎が暫定1位に。下位では、湘南を下した福岡が最下位を脱出した。ここでは、12節の9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 今節のMVPは、アウェーの埼玉スタジアムで一際輝きを放ったレオ・シルバだ。過去19戦勝ちなしと相性の悪い浦和相手に、中盤で絶大な存在感を発揮。非凡なボール奪取力や配球センスを披露し、アディショナルタイムを含めた"95分間"を疾走し続けた。
 
 このブラジル人のほかに中盤で目立ったのは、G大阪の遠藤や川崎の中村、鳥栖の高橋だ。遠藤は磐田とのホームゲームで決勝点を挙げ、ホーム公式戦6試合ぶりの勝利に貢献するなど大きなインパクトを残した。
 
 SBは、攻撃面で存在感を示した川崎のエウシーニョと、福岡の亀川が出色の出来。CBコンビは、名古屋のシモビッチと互角に渡り合った甲府の土屋と、浦和の攻撃を撥ね返した新潟の増田を選んだ。
 
 前線はベストイレブンの常連と言える川崎の大久保に加えて、最下位を脱出する勝点3を手繰り寄せた福岡の城後をエントリー。GKは再三の好セーブでクリーンシートに貢献した柏の中村が、文句なしのベストイレブンだ。

次ページ攻撃の大半がレオ・シルバを経由。遠藤はホーム6戦ぶり勝利の立役者に|ベストイレブンの採点&寸評

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