【J1優勝争い】川崎、浦和、鹿島の三つ巴。「対戦相手」「日程」「陣容」「シュート得点率」「被シュート失点率」を徹底比較

2016年05月16日

比較項目1「対戦相手」――最も対戦相手に恵まれているのは川崎。

J1リーグの第1ステージ優勝争いは、川崎(左)、浦和(右上)、鹿島(右下)による三つ巴の様相を呈する。

 
 5月14日に第1ステージ12節を終えて、川崎が暫定首位に浮上したなか、同ステージ優勝争いは川崎、浦和、鹿島による三つ巴の様相を呈している。
 
 残すは川崎と鹿島が5試合、浦和が6試合。第1ステージが佳境に差し掛かり始めた今、5つの項目――「対戦相手」「日程」「陣容」「シュート得点率」「被シュート失点率」――を徹底比較し、優勝争いの行方を展望する。
 
■リーグ順位上位5位(1st・12節終了時/5月14日22時現在)
1位 川崎 勝点27 8勝3分1敗(12試合)/26得点・13失点(+13)
2位 浦和 勝点26 8勝2分1敗(11試合)/18得点・6失点(+12)
3位 鹿島 勝点24 7勝3分2敗(12試合)/16得点・7失点(+9)
4位 大宮 勝点21 6勝3分3敗(12試合)/13得点・12失点(+1)
5位 柏  勝点19 5勝4分3敗(12試合)/15得点・12失点(+3)
 
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比較項目1「対戦相手」
 
 残りのカードを12節終了時の"リーグ順位"で眺めると、対戦相手に最も恵まれているのは川崎。上位陣は大宮のみで、15位以下との対戦が2試合ある。僅差で続く鹿島は、浦和との大一番が最大の山場。一方、浦和は鹿島や広島など厳しい相手が待ち構える。
 
●川崎(今季:ホーム3勝3分1敗/アウェー5勝0分0敗)
13節 リーグ15位 新潟(A) 
14節 リーグ9位 磐田(H) 
15節 リーグ10位 横浜(A) 
16節 リーグ17位 福岡(A) 
17節 リーグ4位 大宮(H) 
対戦相手のリーグ平均順位=11
 
●浦和(今季:ホーム4勝1分1敗/アウェー4勝1分0敗)
14節 リーグ16位 鳥栖(A)                           
15節 リーグ3位  鹿島(H)                             
10節 リーグ8位  G大阪(A)                                        
16節 リーグ6位  広島(A)                              
13節 リーグ12位 FC東京(H)                                   
17節 リーグ7位  神戸(H)                             
対戦相手のリーグ平均順位=8.7
 
●鹿島(今季:ホーム5勝0分1敗/アウェー2勝3分1敗)                
13節 リーグ11位 名古屋(A)          
14節 リーグ13位 甲府(H) 
15節 リーグ2位   浦和(A) 
16節 リーグ7位   神戸(A) 
17節 リーグ17位 福岡(H) 
対戦相手のリーグ平均順位=10
 
 

次ページ比較項目2「日程」――最も過密なのは、中2~3日の5連戦が待ち構える浦和。

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