【レアル・マドリー 1-0 マンチェスター・シティ|採点&寸評】もどかしくも1点を守り切ったマドリーと序盤のアクシデントに泣いたシティ

2016年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

先制したまでは良かったが、以降はもどかしい展開が続いた。

(C) SOCCER DIGEST

【レアル・マドリー|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 5.5
試合開始からしばらくは防戦となるも、10分にCBコンパニが負傷で退いたことで相手のプレッシャーが弱まり、以降はホームチームが攻勢に転じた。20分に先制するなど、展開としては思惑通りだったが、次の1点が取れそうで取れないというもどかしさが最後まで続いた。ピンチは少なかったが、守備では第1レグに比べて緩さが目立った。
 
監督 ジネディーヌ・ジダン 6
プレーが緩慢な相手にお付き合いするような自チームに檄を飛ばす姿がたびたび見られた。停滞ムードを払拭し、攻撃を活性化させるために交代カードを切ったことに間違いはなかったと言えよう(結果はさておき)。
 
【レアル・マドリー|選手採点・寸評】
GK
ケイラー・ナバス 6
仕事といえば、24分にナバスの右からの速いクロスをキャッチしたプレーと、89分のヘディングでのクリアぐらい。相手のシュートが少なかったこともあったが、危なげなくゴールを守り切った。
 
☆MAN OF THE MATCH
DF
15 ダニエル・カルバハル 6.5
良いタイミングでの上がりでチャンスを作り、20分にはベイルにパスを通して先制点を演出した。守備では、デ・ブルイネ、後半途中からはスターリングという相手の攻撃のキーマンに対応し、大きな仕事をさせなかった。
 
ペペ 6
相手のワントップ、アグエロを主にマークし、ほとんど仕事をさせなかった。
 
セルヒオ・ラモス 6
対人プレーで負けることはなく、無難に最終ラインを守り続けた。69分には、スターリングのクロスに対し、身体を投げ出してクリアした。
 
12 マルセロ 6
守備では左サイド、中央と幅広くカバー。攻撃では、第1レグのようなサイドに抜け出す動きより、中央に切れ込むプレーが目立った。積極的に上がり、ドリブルを仕掛けるなど奮闘したが、これがチャンスに結び付くことは少なかった。
 
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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