【J1展望】1stステージ・7節|広島-新潟|シーズン序盤戦で苦しむ王者・広島。相性の良い新潟を相手に、浮上のきっかけを掴めるか?

2016年04月14日 サッカーダイジェスト編集部

広島――前節で4失点した守備の立て直しは急務。

故障者/広島=佐々木、川崎、浅野 新潟=黒河、鈴木、松原、イム・ユファン
出場停止/広島=なし 新潟=小林

J1リーグ・1stステージ7節
サンフレッチェ広島 – アルビレックス新潟
4月15日(金)/19:30/エディオンスタジアム広島
 
サンフレッチェ広島
1stステージ成績(6節終了時): 10位 勝点8 2勝2分2敗 12得点・9失点
 
【最新チーム事情】
●P・ウタカがリーグ戦4試合連続ゴール中。
●森崎和がついに先発復帰か。
●守護神・林は、鹿島戦のミスを悔やみ、修正を試みる。
●1週間ぶりに地元へ帰還し、選手たちは疲労回復に努める。
 
【担当記者の視点】
 鹿島戦の大敗(1-4)を受けて迎える今節、チームの修正点は明確だ。ACLのブリーラム・ユナイテッド戦からの移動、アウェー連戦で蓄積した肉体的かつ頭脳の疲労を取り、心身ともリフレッシュすることが第一。そのうえで、「一人ひとりが粘り強くボール保持者に対応し、自由にさせないこと」(森保監督)を徹底したい。
 
 特に前節の鹿島戦で、ニアを2度破られ、「敗戦はすべて自分の責任」と言い切ったGK林は今週、徹底的にシュートストップのトレーニングに打ち込んだ。「ダメだった試合の後でもチャンスを与えてもらえるのかもしれない。だからこそ、絶対にやってやるという強い気持ちで試合に臨む。そうでなくては、ポジションを失ってしまう」。
 
怪我で離脱していた森崎和も今節から先発復帰する見込みだ。鹿島戦で得た教訓を糧に、もう1度リスタートを図る。

次ページ新潟――連敗を阻止すべく、鬼門のEスタでチーム力が試される。

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