「1試合1点はとりたい」なでしこJのストライカー田中美南、アメリカ遠征で意識するのはゴールへの貪欲な姿勢

2024年04月05日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「フォワードなので得点がほしい」

田中がアメリカ遠征での得点を誓った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 なでしこジャパンは現地4月6日、『SheBelieves Cup』の初戦でアメリカ女子代表と対戦する。

 今年7月に開幕するパリ五輪に向けた強化の場となる今大会。その初戦のアメリカ戦を「楽しみ」と語るのがFW田中美南だ。

「アメリカとやるのは個人的に久々なので、いま自分がどういうプレーをできるようになって、どう積み上げられていて、何が足りないのかというのは、まずは個人で考えて、そのうえでチームとしてもどこまで通用するのかとか、自分たちがどれだけボールを保持できるのかというところが楽しみ。今後の課題も生まれると思うので、良いタイミングで良い相手とできる大会だなと思います」
【動画】なでしこJのアメリカ遠征に密着!
 自身もストライカーとして、攻撃の組み立てに参加するだけでなく、貪欲にゴールを狙う姿勢をもって挑みたいと意気込む。

「落ちすぎてゴール前で関われない時もあったりするので、そこの判断をしっかりしたい。1対1で思いっきり仕掛けて、自分がゴールをとる、シュートを打ち切るというところ。泥臭く強引にやるところも必要かなと思うので、そこはフォワードなので得点がほしいですし、貪欲に狙っていきたいです」

 今回の遠征で日本は、9日のカナダ、ブラジルのどちらかと対戦する2戦目を含め、2試合を戦う。ストライカーは「1試合1点はとりたい」と明確な目標を口にした。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

【記事】「日本では経験できない」アメリカ遠征中のなでしこJと交流で現地ファンが喜び! 杉田妃和も感謝「特別で大事な存在」
 

次ページ【動画】なでしこJのアメリカ遠征に密着!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事