【日本代表】最終予選は第2ポット入りが濃厚。韓国との対戦は避けられそうだが…

2016年03月31日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

日本のほか、イラン、韓国、サウジが順当に最終予選に進出。

2次予選でグループ首位を争ったシリアも最終予選に進出。そのほか、中国やタイも突破を決めた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 昨年6月16日のシンガポール戦(ホーム/△0-0)に始まったロシア・ワールドカップ・アジア2次予選は、3月29日のシリア戦(ホーム/○5-0)を持って終了。この2か国に加えて、アフガニスタン、カンボジアと戦った日本は、計8試合を消化し、7勝1分の無敗、27得点・0失点の無失点と、盤石の戦いぶりでグループ1位となり、危なげなく最終予選に駒を進めた。

【W杯アジア2次予選第8戦・PHOTOハイライト】 日本 5-0 シリア(2016年3月29日)

【シリア戦|香川PHOTO】背番号10の鮮烈ボレーを連続写真でプレーバック!
 
 日本を含め、最終予選に進出した12か国は以下のとおり。
※2次予選の各グループ1位と、同2位の上位4か国が最終予選に進出。
 
▼グループA
1位:サウジアラビア
2位:UAE
 
▼グループB
1位:オーストラリア
 
▼グループC
1位:カタール
2位:中国
 
▼グループD
1位:イラン
 
▼グループE
1位:日本
2位:シリア
 
▼グループF
1位:タイ
2位:イラク
 
▼グループG
1位:韓国
 
▼グループH
1位:ウズベキスタン
 
 今年9月から始まる最終予選では、12か国が2グループに均等に分かれ、6か国によるホーム&アウェー方式で戦い、各グループの上位2か国がロシア・ワールドカップ出場権を獲得。3位の国はアジア・プレーオフを戦い、勝者が北中米カリブ海地区の4位と大陸間プレーオフに挑む。
 
 最終予選の組み合わせ抽選会は、4月12日にマレーシアで行なわれるが、抽選の基準となるのが、FIFAランキングだ。突破を決めた12か国を上位から順番に2か国ずつ、第1から第6までのポットに振り分けて、抽選が行なわれる。このポット分けが、今後の最大の注目点だ。
 

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