【オランダ代表 2-3 フランス代表|採点&寸評】フランス、内容の伴った価値ある勝利! 殊勲者マテュイディは攻守に縦横無尽の活躍

2016年03月26日 岡部源蔵、河治良幸

2年後に向けて動き出したオランダだが、前半は全く機能せず。

(C) SOCCER DIGEST

【オランダ代表|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 6
EURO2016出場を逃し、これから2018年ロシア・ワールドカップ予選に向けてチームを作り上げていくオランダ。守備的にスタートした前半はチームとして全く機能せず、どのようなサッカーをしたいのかが見えてこなかった。後半に入って攻撃的布陣を組んでからは、スペースをうまく使うことができるようになって2点を返したが、フランスに追加点を許し、ホームで敗北を喫した。
 
監督 ダニー・ブリント 6
前半は5-3-2の守備的な布陣で臨むも、フランスの攻撃を抑えられず2失点。 4-3-3に変えた後半は攻撃が機能して同点に追いついたが、DF陣のミスでフランスに追加点を許した。
 
【オランダ代表|選手 採点&寸評】
GK
ヤスパー・シレッセン 5
試合開始直後の3分にパイエのシュートをなんとかセーブするが、5分のグリーズマンのFKでは裏を取られる。後半は安定したが、終了間際に決勝点を許した。
 
DF
ヨエル・フェルトマン 5
パイエの個人技に翻弄され、攻撃に絡むこともほとんどなく、物足りない出来だった。
 
ジェフリー・ブルーマ 5
90分間ピッチに立ったが、ストッパーとして安定したプレーを見せられず。存在感を示すことはできなかった。
 
フィルジル・ファン・ダイク 5(46分OUT
ジルーの高さ、俊敏さに悩まされる。FW投入のため、前半終了とともに交代となった。
 
ダレイ・ブリント 6
いつも通りの冷静な戦術眼でディフェンスをリードする。4バックとなってからは、最終ラインからゲームを組み立てた。
 
イェトロ・ウィレムス 6(78分OUT
左サイドを個人技で突破しようと試みたが、周りのサポートを得られず、チャンスを作ることができなかった。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページ攻撃的に転じた後半はチームも機能して追いついたものの…。

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