【J2採点&寸評】C大阪×群馬|圧巻ヒールショットの柿谷に「7.5」! 好守連発の群馬GKの清水も高評価

2016年03月15日 サッカーダイジェスト編集部

C大阪――MOMはエースとして仕事を果たした柿谷で決まり。

【警告】C大阪=ソウザ(20分) 群馬=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】柿谷曜一朗(C大阪)

【チーム|採点・寸評】
C大阪 6.5
柿谷ら前線の選手たちが好連係を見せ、序盤から優位に試合を進めた。先制後、追加点を奪えなかった反省点は残るが、開幕3連勝は高く評価して良い。
 
群馬 5
C大阪の勢いに押され、守備の時間が長かった。ボールを奪っても効果的な攻撃につなげられなかった。

【C大阪|選手採点】
GK
21 キム・ジンヒョン 6.5
ピンチは少なかったものの、枠に飛んで来たボールは的確にセーブ。最後まで集中を切らさなかった。
 
DF
3 茂庭照幸 6.5
山下とともに最終ラインを引き締め、無失点で試合を終えた。セットプレーでは空中戦の強さを発揮した。
 
14 丸橋祐介 6
B・メネゲウとのコンビネーションで左サイドを進攻。クロスを供給し続けた。
 
15 松田 陸 6.5
シンプルに縦パスを送り、攻撃を活性化させた。守備面でも穴らしい穴はなかった。
 
23 山下達也 6
相手のカウンターに冷静に対応。31分にはインターセプトから持ち上がり、B・メネゲウの決定機を演出した。
 
MF
6 ソウザ 6(88分OUT)
積極的に前線に顔を出した。B・メネゲウとともにチーム最多の4本のシュートを放つ。
 
10 ブルーノ・メネゲウ 6(71分OUT)
切れのあるドリブルで攻撃にアクセントを加えた。柿谷、R・サントスらとの連係も良好だった。
 
24 山村和也 6
オーバーラップからドリブル突破を見せるなどチャンスを演出。守備面ではハイボールを撥ね返した。
 
8 柿谷曜一朗 7.5
ピッチを自由に動き回りボールを収めた。観客の度肝を抜くヒールシュートで決勝弾を奪取。エースとしての役割を果たした。
 
9 杉本健勇 6
左サイドから切り込みシュートを狙う。守備の意識も高く、バランスを保った。
 
FW
11 リカルド・サントス 6(81分OUT)
頑強なフィジカルを活かし、安定したポストプレーを披露。課題はフィニッシュ精度の質か。
 
交代出場
MF
7 関口訓充  6(71分IN)
追加点を奪おうと何度もボールを呼び込んだ。右サイドでフリーランを繰り返した。
 
FW
29 澤上竜二  -(81分IN)
残り10分を切ったところでプロ初出場を果たす。さぼらずプレスバックを行ない、チームを助けた。
 
DF
22 中澤聡太  -(88分IN)
クローザーとして登場。与えられた任務を遂行し、1-0で試合を終えた。
 
監督    
大熊 清 6.5
前線のタレントたちを上手くコントロールし、勝点3を掴んだ。相手のカウンターもしっかりケアさせた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。

※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。

※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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