オランダのレジェンドが、ユニホームを脱いだ"日本の天才"を称えた。

　北海道コンサドーレ札幌の小野伸二が12月３日、J１最終節の浦和レッズ戦に先発出場。22分までプレーし、現役生活を終えた。

　同日にフジテレビ系列で放送されたスポーツ番組「S-PARK」の小野伸二特集の中で、フェイエノールト時代にチームメイトだった元オランダ代表のディルク・カイトがインタビューに応じ、かつて共闘した元日本代表MFについて回想した。
【PHOTO】現役ラストマッチで華麗に舞った小野伸二を特集！

「シンジ・オノはまるで別の惑星から来たようだった」

　そう切り出した元オランダ代表FWは「渡す先を見ないでよくパスを出していたね。しかも美しい日本人の視線つきで。シンジ・オノを思うと、あの姿が浮かぶよ」と話し、こう言葉を続けている。

「彼はたくさんの愛をもってボールを蹴っていたんだ」

　フェイエノールトの後に移籍したリバプールでも長らく活躍した世界的名手から見ても、日本のファンタジスタは異彩を放つ存在だったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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