「僕たちより優れたチームはいない」スペイン代表の若手FWが大胆発言!「来年のユーロでも…」

2023年11月17日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

スペインは12年大会以来のEURO制覇を目指す

自慢のドリブル突破を武器に、代表でも徐々に存在感を見せ始めているN・ウィリアムス。(C)Getty Images

 来年の6月からドイツで開催されるEURO2024。ホスト国のドイツをはじめ、フランスやイングランド、ポルトガルといった優勝候補が本大会出場を決めていて、スペイン代表もそのひとつだ。


 2012年大会以来の優勝を目指すスペインにおける期待の若手のひとりが、アスレティック・ビルバオに所属する21歳のFWニコ・ウィリアムスだ。圧倒的なスピードを活かしたドリブル突破でチャンスを作り出すウイングは、11月のEURO予選を前にスペイン紙『マルカ』のインタビューに答えている。

「すでに本大会出場が決まっているとはいえ、この(11月)2試合も重要だよ。次の目標はグループの首位で終わることだ。キプロスとジョージアとの試合は、難しいものになるだろうね」

 スペイン代表のウイングにはダニ・オルモやミケル・オジャルサバル、フェラン・トーレス、マルコ・アセンシオといった常連組をはじめ、ラミネ・ヤマル、ブライアン・サラゴサなどの新星も台頭している。EURO本大会へ向けた熾烈な争いについて訊かれると、「努力を続けなければならない。代表が確約されている選手はいないし、本大会のメンバーに選ばれるために、全員がシーズン終了まで戦う必要がある」

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 また、現時点でスペインよりも優れているチームはどこか問われたN・ウィリアムスは次のように答えた。

「(現地点で)いないと思う。僕たちはとてもいいチームだ。全員が何をすべきかわかっていて、明確なアイデアを持っている。監督の言うことにも疑いの余地はないよ。ユーロでも素晴らしい成績を残すことができると信じている。僕たちはロッカールームでも非常に良い関係を築いているし、それがフィールドにも表われていると思うよ」

 昨年のカタールW杯はベスト16に終わったスペイン代表だが、今年6月のUEFAネーションズリーグで優勝を成し遂げ、チームとしての進化を見せた。再び欧州の頂点に立ち、復権を果たすことはできるだろうか。EURO2024本大会の組み合わせ抽選会は、現地時間12月2日に行なわれる。
 

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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