【チーム｜採点・寸評】
鳥栖　６
チーム始動時から取り組んできたことを発揮して、前後半の立ち上がりに効果的な得点。６年ぶりとなった福岡との九州ダービーを勝ち切った。
 
福岡　５
警戒していた試合の入りに、豊田に先制ゴールを許してプランが崩れた。後半立ち上がりにも岡田に出端を挫かれ、後手に回る展開が続いてしまった。

【鳥栖｜採点・寸評】
GK
33　林 彰洋　６
失点シーンはノーチャンス。それ以外は危なげない守備を続けた。DF陣への積極的なコーチングを続け集中力を保った。
 
DF
８　藤田優人　６
怪我からの復帰直後だったが、バランスを保つ守備と、回数は少ないながらも攻撃参加で鳥栖でのデビュー戦を飾る。
 
５　キム・ミンヒョク　６
金森に振り切られた場面はあったものの、それ以外は安定した守備を続けた。ハイボール対応、クリアなど自分の役割をしっかりと果たした。
 
29　谷口博之　6.5
セットプレーでマークしていたウェリントンにゴールを許したが、それ以外の空中戦では強さを見せ、勝利に貢献した。
 
23　吉田 豊　6.5
先制点を導いた豊田へのクロスは見事。総じてクロスの精度は高かった。守備では対峙する中村に自由を与えず封じ込んだ。
 
MF
16　チェ・ソングン　６
運動量が求められるインサイドハーフで献身的に守備を続けた。吉田の攻撃参加をささえるなど、コンビネーションも良かった。
 
14　高橋義希　6.5
後半に疲れが見えたが、奪いに行く時とステイの判断がよく、効果的にボール奪取。縦パスから攻撃のリズムを作り出した。
 
10　キム・ミヌ　６（77分 OUT）
昨季の骨折で出遅れ、コンディションは上がっていないが岡田のゴールを引き出した効果的なパスを出すなど攻撃でアクセント。
 
24　鎌田大地　６（90分＋５分OUT）
サイドに流れたボールを拾ってチャンスにつなげるなど、攻撃の中心として存在感発揮。戻って相手を挟む守備も良かった。
 
FW
39　岡田翔平　７（65分OUT）
前半はキレキレの動きから積極的なプレッシングでボール奪取に貢献。後半早々にGKとの１対１を冷静に決めてチームを勝利に導いた。
 
11　豊田陽平　７
空中戦で福岡DF陣を圧倒する強さを見せた。ファーストシュートで先制点を挙げてチームが主導権を握るきっかけとなった。
 
【交代出場】
MF
９　ペク・ソンドン　６（65分 IN）
得点にはつながらなかったが、運動量を生かして積極的に動き回り、攻撃にアクセントをつける役割を果たした。
 
FW
25　早坂良太　－（77分IN）
左MFとして無難にプレー。ボールをつなぐだけでなく、相手ボールがサイドに入った時に効果的なプレスをかけた
 
DF
４　小林久晃　－（90分＋5分IN）
時間稼ぎで投入され、５バックの真ん中で守備を統率しようとした。試合の終わらせ方を知っているベテランらしいプレー。
 
監督    
マッシモ・フィッカデンティ　６
福岡に押し込まれる時間帯もあったが、相手にボールを持たせるところ、奪いに行くところをハッキリさせて逃げ切った。