【J1展望】1stステージ・1節|横浜-仙台|お互いに堅守自慢でにらみ合う展開のなか、攻撃陣の出来が勝敗を分けるだろう

2016年02月27日 サッカーダイジェスト編集部

横浜――前線4人のフィニッシュワークに注目。

故障者/横浜=ラフィーニャ、中島、中村 仙台=石川慧、蜂須賀、二見、常田、キム・ミンテ、椎橋、R・ロペス
出場停止/横浜=なし 仙台=なし

J1リーグ1stステージ・1節
横浜F・マリノス-ベガルタ仙台
2月27日(土)/18:30/日産スタジアム
 
横浜F・マリノス
2015年リーグ成績:7位 勝点55 15勝10分9敗 45得点・32失点
 
【最新チーム事情】
●インフルエンザを発症した中村は全体練習に合流できず。開幕戦出場は絶望的に。
●3年目の天野がトップ下で先発する見込み。セットプレーのキッカーとしても注目だ。
●懸案事項だった右MFは前々日の練習から兵藤に。開幕スタメンが有力となった。
●2月25日に38歳の誕生日を迎えた中澤は始動日から元気にフルメニューを消化。今季も守備の軸となる。
 
【担当記者の視点】
 アデミウソンに代わるFWを補強できないまま、さらに司令塔の中村がインフルエンザのため出場は絶望的――。横浜は攻撃面で小さくない不安を抱えたまま、開幕戦を迎えることになる。
 
 昨季からメンバーの変わらない最終ラインと2ボランチに問題はない。今季も堅牢なディフェンスで相手の攻撃をシャットダウンしてくれるはずだ。まずは守備から入り、攻撃につなげる。手数をかけず、縦に速くボールを運ぶスピーディなカウンターで、CF+2列目の前線4人でいかにフィニッシュに持ち込めるかが鍵となるだろう。
 
 一時期は苦手としていた仙台だが(10年9月から14年4月まで4分4敗と勝ちなし)、昨季は1勝1分と負けなし。良いイメージを持って試合に臨めるはずだ。お互いの出方を探り合うような"堅い"試合になりそうだが、焦れずにゲームを進めながら、確実にチャンスを活かしたい。
 

次ページ仙台――相性の良いスタジアムで、強化した攻撃力を発揮したい。

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