【J1展望】1stステージ・1節|柏-浦和|大津祐樹と柏木陽介の10番対決が雌雄を決するか

2016年02月27日 サッカーダイジェスト編集部

柏――大津とD・オリヴェイラの突破に活路を見出したい。

故障者/柏=J・ミネイロ、大島 浦和=なし
出場停止/柏=なし 浦和=なし

J1リーグ・1stステージ1節
柏レイソル – 浦和レッズ
2月27日(土)/15:00/日立柏サッカー場
 
柏レイソル
2015年リーグ成績:10位 勝点45 12勝9分13敗 46得点・43失点
 
 
【最新チーム事情】
●大津がプレシーズンから好調を維持。昨季の名誉挽回に燃える。
●先週末に異例の2日連続で練習試合。東京Vに4-1、流通経済大に3-1で勝利。
●田中が練習試合で2試合・3ゴールと猛アピール。
 
 
【担当記者の視点】
 M・メンデス新監督の下、昨年と異なるインテンシティの強いサッカーを追求。プレスの勢い、球際の激しさ、素早い切り替え、そして縦に鋭い攻撃という特長を持つチームに生まれ変わった。
 
14日のちばぎんカップでは、引いた千葉にスペースを消されたことによって、スピードが上がらず、ビルドアップで手詰まりに。結局、得点を奪うどころか、セットプレーから3失点を許して完敗を喫した。しかしその後、東京Vと流通経済大との練習試合では、その浮かび上がった課題を修正して、スムーズなパス回しを見せた。
 
浦和戦は、相手にボールを持たれる時間が長くなると予想されるが、できるだけ高い位置でボールを奪い、ショートカウンターでスピーディーな攻撃を仕掛けて活路を見出したい。ここまで好調を維持する大津、スピードと力強いドリブル突破を武器とする新外国人のD・オリヴェイラら、"個"の力で打開することは十分可能だ。
 

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