現地時間10月30日にパリで開催されたバロンドールの授賞式に、史上最多を更新する８度目の受賞を果たしたリオネル・メッシらと共に、今月10日に引退を発表したエデン・アザールが出席し、インタビューに応じた。

　ベルギー代表としてワールドカップに３大会出場した32歳は、下部組織から在籍したリールでプロキャリアをスタートさせ、チェルシーで一躍スーパースターの一員に。しかし、2019年夏にレアル・マドリー加入以降は怪我が続き、昨シーズン限りで退団するまで本来の力を発揮できなかった。

　引退発表からおよそ１か月。気になる現在の生活については、こう明かした。

「完璧だよ、完璧。人生を楽しみ、家族と楽しみ、子どもたちと楽しむ。欲しいものは手に入れる。パーフェクトな生活だよ」
【動画】貫録溢れる！家族と共にレッドカーペットを歩くアザール

「今でもフットボールに触れているか？」との問いには、「もちろん」と回答。形は違えど、今も日常の中にあると伝えた。

「子どもたちもフットボールをしているしね。テレビは見られる時に見るし、他のこともしている。今のところ、プレーが恋しくなったりはしない。数か月後に見てみよう。今回は子どもたちに誘われたから、『よし、一緒にパリで一晩過ごそう。楽しもう』と思ったんだ」

　近い将来、ベルギーのレジェンドが指導者として、勝負の世界に戻ってくることはあるのか。ひとまず、現在は思う存分、家族との時間を楽しんでいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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