日本代表のW杯予選メンバー23人を予想!10月シリーズから7人が選外。最激戦区の2列目は堂安、南野、前田で迷ったが...

2023年10月21日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

他のポジションとの兼ね合いでボランチは3人

11月シリーズの日本代表予想メンバー。(C)SOCCER DIGEST

 来月から2026年ワールドカップのアジア二次予選がスタートする。

 日本代表は、11月16日に大阪でミャンマーと対戦。その後、中立地のサウジアラビア・ジッタへ移動し、現地21日にシリアと相まみえる。

 このW杯予選のベンチ入りは23人になる見込みで、26人を選んできたこれまでの代表活動より枠が少なくなる。その条件で、ベストベンバーを招集すると仮定し、顔ぶれを予想した。

 3人がセオリーのGKは、10月シリーズでスタメンの座を分け合った大迫敬介(サンフレッチェ広島)と鈴木彩艶(シント=トロイデン)は堅い。難しいのが3人目で、クラブで後者に定位置を奪われたシュミット・ダニエルと9月のトルコ戦で負傷して以降、欠場が続いている中村航輔(ポルティモネンセ)は厳しいか。10月シリーズで招集されながら、怪我で離脱した前川黛也(ヴィッセル神戸)が順調に回復すれば、名を連ねそうだ。

 右SBは、二次政権の8試合中6戦に先発している菅原由勢(AZ)は決まり。毎熊晟矢(セレッソ大阪)と橋岡大樹(シント=トロイデン)が争う2番手は、9月からのパフォーマンスと起用法、格下の対戦相手などを考慮すると、攻撃的な前者が入ると見る。

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 抜群の安定感を誇る板倉滉(ボルシアMG)と冨安健洋(アーセナル)のCBコンビはもちろん確定で、バックアッパーはどうなるか。公式戦であればスタメンの固定が考えられるため、谷口彰悟(アル・ラーヤン)の一枚で足りるのではないか。必要であれば、左SBで選んだ伊藤洋輝(シュツットガルト)もプレーできる。

 左SBは、10月シリーズで腰の張りを訴えて離脱したその伊藤と2戦連続で先発した中山雄太(ハダースフィールド)。もし前者のコンディションに不安があれば、CBが本職で左SBもこなせる町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)がセレクトされるだろう。

 ボランチは、遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティング)は鉄板。先のカナダ戦で2ゴールを挙げた田中碧(デュッセルドルフ)も選ばれるだろう。4人目で伊藤敦樹(浦和レッズ)の招集も考えられるが、他のポジションとの兼ね合いで3人とした。
 

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