「プレミアのアジア人歴代ベスト10」を英メディアが選出!日本人の最高位は?1位はソン・フンミンではなく...

2023年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「尽きることないエネルギー」

かつてプレミアでプレーした(左から)岡崎、香川、吉田。(C)Getty Images

 ブライトンの三笘薫は先日、移籍情報サイト『Transfrermark』から市場価値5000万ユーロ(約77億5000万円)と評価された。プレミアリーグのDFたちを悩ませる日本代表アタッカーは、市場価値もいよいよワールドクラスになりつつある。

 ただ、三笘がイングランドでレギュラーの座を手にしてからは、まだ1年しか経っていない。まだ「歴代ベスト」に名を連ねるには至っていないのかもしれない。

 英国メディア『GiveMeSport』は10月14日、プレミアリーグでプレーしたアジア人選手の歴代ベスト10を選出した。日本人選手で選ばれたのは、3位の岡崎慎司、5位の吉田麻也、そして7位の香川真司だ。

 レスターで「奇跡の優勝」を成し遂げた岡崎について、同メディアは「尽きることないエネルギーとラニエリがレスターで用いたシステムへのフィットぶりから、必要不可欠なFWとなった」と賛辞を寄せている。

「自ら認めたように、彼には『才能や技術がない』。そして『ヘディングはまったくうまくない』ということを受け入れた。だが、彼はそれを努力と熱意で補った」

【動画】三笘薫が日本人初の快挙! プレミア月間最優秀ゴールに選ばれた、ウルブス戦の"衝撃ぶっちぎり弾"をチェック!
 また、サウサンプトンで7シーズン半にわたり、194試合に出場した吉田については、「イングランドで常に困難を抱えると思われたが、ハードワークすることでチーム内での居場所を保った」と伝えている。

 一方、名将サー・アレックス・ファーガソンに招かれて強豪マンチェスター・ユナイテッドに移籍し、プレミアリーグ優勝を経験した香川については、「6得点でベンチスタートが増えていき、ファンが期待したインパクトを残すことはできなかった」と、ベスト10に選出しながらも厳しい評価を下した。

 なお、歴代ベストに選ばれたのは、ユナイテッドで活躍した元韓国代表のパク・チソン。2位はトッテナムのソン・フンミンがランクインし、新旧韓国代表コンビがワンツーフィニッシュを果たしている。

GiveMeSportが選出したベスト10は以下のとおり。

1位:パク・チソン(韓国)
2位:ソン・フンミン(韓国)
3位:岡崎慎司(日本)
4位:アリ・アル・ハブシ(オマーン)
5位:吉田麻也(日本)
6位:イ・チョンヨン(韓国)
7位:香川真司(日本)
8位:キ・ソンヨン(韓国)
9位:スン・チーハイ(中国)
10位:ニール・エサリッジ(フィリピン)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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