「一瞬でも気を抜いたら裏をやられる」サラーは何が凄いのか? 日本代表DF町田浩樹がマッチアップを回想「ボールを持ってからというよりは...」

2023年10月12日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「あのレベルを常にスタンダードにしないといけない」

ELのリバプール戦を回想した町田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 13日にカナダ代表、17日にチュニジア代表と親善試合を戦う日本代表のDF町田浩樹が11日の練習後に取材に応じた。

 先日、所属するユニオン・サン=ジロワーズはヨーロッパリーグで遠藤航が加入したリバプールと対戦。0-2で敗れた。

 世界最高峰のアタッカーと対峙した印象を尋ねると、「前半はとくに(モハメド・)サラー選手とマッチアップしたが、一瞬でも気を抜いたら裏をやられるし、そこにしっかりパスも出てくるし、そういう緊張した緊迫感があるゲームができたのはすごく良かったですし、やっぱりあのレベルを常にスタンダードにしないといけないなと実感しました」と語った。

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 そのサラーとの駆け引きについて、「ボールを持ってからというよりは、少しでもボールウオッチャーになったら裏に走ってくるし、そのタイミングというか、動き出すタイミングはすごいなと思いましたし、気を抜いたらやられる試合だったので、すごく刺激的でした」と続けている。

 スタメンで出場した遠藤からは、小さくない刺激を受けたようだ。

「リバプールと対戦して一番感じたのは、自分たちがボールを奪った時、すぐに2、3人に囲まれるということがすごく多くて。なかなか自分たちの攻撃のターンにできなかった。中盤の選手の密集の速さやトランジションの速さをすごく感じたし、その中で航君がやっているのが、あそこまでのレベルに自分もいかないといけないと感じましたね」

 リバプールの大エースとマッチアップした経験を、代表でも活かせるか。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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