「正直キツい」三笘ら“常連組”4人が不参加...久保建英が欧州連戦→代表合流の過酷さに本音「ファンの皆様も頭の片隅に入れていただければ」

2023年10月12日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「なんとか戻ってきたという感じ」

トレーニング後に過密スケジュールについて言及した久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表の10月シリーズには、三笘薫、鎌田大地、堂安律、前田大然というこれまで常連だった選手が、コンディション不良や怪我で不参加となった。

 その4人と同様に、ヨーロッパカップ戦(チャンピオンズリーグ)に出場している久保建英(レアル・ソシエダ)も11日の練習後の取材で、連戦の疲れについて、「代表がありましたし、キツいですけど、なんとか戻ってきたという感じです」と打ち明けている。

「キツいですよ、正直。日本で待ってくれている人もいるし、チケットも新潟(カナダ戦)は完売っていう話も聞いてますし、そういった人たちのために試合をできるのはすごく幸せですけど、キツさあるのは事実なので」

【PHOTO】3日目から完全合流!日本代表での爆発も期待される久保建英を特集!
 欧州組は、週末だけではなく、ミッドウィークの欧州や国内のカップ戦、あるいはリーグ戦を戦っている選手が少なくない。

「僕だけじゃないと思いますけど、菅原(由勢)選手は僕よりも試合に出ていると思いますし、その中でも文句のひとつも言わず、代表のために帰ってきていると思うので。そういったところもファンの皆様も頭の片隅に入れていただければ、より楽しんで代表戦を見てもらえるかな」

 22歳のレフティは「身体のキツさはどうしようもない。人間ですし、そこは調整して向き合うしかないのかなと思いますし、ずっと出ている選手はいつか怪我してしまうので、チームでは選手層の問題もありますし、すべてのポジションがカバーできているわけではないので、難しい部分もありますよね、正直」と本音をこぼした。

 疲労がある中でどこまで、クラブでの好調ぶりを発揮できるか。まずは13日のカナダ戦のプレーに注目だ。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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