目下3冠の武南は17年ぶり優勝の好機到来
夏のインターハイ予選を制するなど県内3冠の武南。ライバルたちを退けて選手権本大会にも到達できるか。写真:鈴木颯太朗
第102回全国高校サッカー選手権・埼玉大会は10月8日、昨年より4校少ない48校が参加して決勝トーナメントが開幕する。決勝は「埼玉県民の日」の11月14日、埼玉スタジアムで午後2時5分キックオフ。今大会は4年ぶりに1回戦から有観客で開催される。
片方のブロックに昌平や武南などの強豪が集中し、実力校同士がつぶし合う組み合わせとなり、決勝まで駆け上がるのは容易でない。優勝争いは昌平、武南、正智深谷、西武台を中心に展開されそうだ。
唯一準々決勝から登場する昌平は、今季初昇格したプレミアリーグEASTで現在7位。MF陣に得点力を備えた好人材が多く、同リーグでは長準喜(3年)が6得点し、土谷飛雅(3年)と大谷湊斗(2年)が3点、長璃喜(1年)が2点で続く。高校生年代最高峰のリーグに参陣している経験値は大きいが、主将でCBの石川穂高(3年)が左ひざを痛めて長期離脱し、監督の電撃辞任も2連覇へどう影響するか。
新人大会を皮切りに関東大会と高校総体(インターハイ)の両予選を制し、目下3冠の武南は17年ぶり優勝の好機が巡ってきた。MF松原史季(3年)はドリブルとパスによる仕掛けのほか、周りを使うのが上手い攻撃の要人だ。MF飯野健太(3年)のサイドアタックは鋭く、左利きの髙橋秀太(3年)は中列後方から豪胆に敵陣へ進出。主将のGK前島拓実(3年)を軸に守備も安定し、準決勝で昌平と激突する可能性が高い。
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片方のブロックに昌平や武南などの強豪が集中し、実力校同士がつぶし合う組み合わせとなり、決勝まで駆け上がるのは容易でない。優勝争いは昌平、武南、正智深谷、西武台を中心に展開されそうだ。
唯一準々決勝から登場する昌平は、今季初昇格したプレミアリーグEASTで現在7位。MF陣に得点力を備えた好人材が多く、同リーグでは長準喜(3年)が6得点し、土谷飛雅(3年)と大谷湊斗(2年)が3点、長璃喜(1年)が2点で続く。高校生年代最高峰のリーグに参陣している経験値は大きいが、主将でCBの石川穂高(3年)が左ひざを痛めて長期離脱し、監督の電撃辞任も2連覇へどう影響するか。
新人大会を皮切りに関東大会と高校総体(インターハイ)の両予選を制し、目下3冠の武南は17年ぶり優勝の好機が巡ってきた。MF松原史季(3年)はドリブルとパスによる仕掛けのほか、周りを使うのが上手い攻撃の要人だ。MF飯野健太(3年)のサイドアタックは鋭く、左利きの髙橋秀太(3年)は中列後方から豪胆に敵陣へ進出。主将のGK前島拓実(3年)を軸に守備も安定し、準決勝で昌平と激突する可能性が高い。
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プリンスリーグ関東2部で5位の西武台は、竹内奏海と遠藤秀悟(ともに2年)の両FWが攻撃の中心で、治部田元太(3年)は左SBながら同リーグで5得点。初戦の2回戦では前回準優勝の成徳大深谷との対戦が予想され、守屋保監督の采配も見どころのひとつとなる。
高校総体予選4強で、県最上位のS1リーグで首位に立つ正智深谷は、前回初戦の2回戦で敗退した雪辱に燃える。服部天翔(3年)は昨年から勝負強いFWで、ロングスローの担い手でもある。MF大石桔平(3年)のキックは精巧だ。武南、昌平とは反対側のブロックに入った。
高校総体予選準優勝でS1リーグ5位の浦和南は、MF伊田朋樹とCB齋藤旺徳(ともに3年)が攻守の軸。同予選準決勝で昌平にPK戦勝ちしたような、粘り強い試合運びができるか。関東大会予選4強でS1リーグ4位の成徳大深谷は、秋本光瑛と平井心瑛(ともに3年)の2トップに生きた球を供給できるかがカギ。西武台と2回戦で当たることになれば屈指の好カードだ。
高校総体予選4強で、県最上位のS1リーグで首位に立つ正智深谷は、前回初戦の2回戦で敗退した雪辱に燃える。服部天翔(3年)は昨年から勝負強いFWで、ロングスローの担い手でもある。MF大石桔平(3年)のキックは精巧だ。武南、昌平とは反対側のブロックに入った。
高校総体予選準優勝でS1リーグ5位の浦和南は、MF伊田朋樹とCB齋藤旺徳(ともに3年)が攻守の軸。同予選準決勝で昌平にPK戦勝ちしたような、粘り強い試合運びができるか。関東大会予選4強でS1リーグ4位の成徳大深谷は、秋本光瑛と平井心瑛(ともに3年)の2トップに生きた球を供給できるかがカギ。西武台と2回戦で当たることになれば屈指の好カードだ。