「エンドウに29億円は無意味」「クロップのタレント見極めは不愉快」遠藤獲得を非難する投稿にリバプールDFの兄が“いいね”で波紋。現地メディア「同僚と監督を批判。理想的ではない」

2023年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「リバプールのボスとトラブルに巻き込まれる可能性がある」

遠藤(左)とクロップ監督(右)への批判的ツイートが反響を呼んでいる。(C)Getty Images

 今夏にリバプールに加入した遠藤航は、ここまで先発出場が1試合に留まっている。

 その実力に懐疑的な声もあるなか、ユルゲン・クロップ監督は3-1で勝利したウェストハム戦の後、「この補強は短期的なプロジェクトではない。彼はチームにとって非常に重要な一員であり、ワタルを獲得できて本当にうれしい」とフォローした。

 そんななか、この日本代表MFへの批判的な投稿に、リバプール同僚の兄弟が「いいね」をしたという。現地メディア『CAUGHTOFFSIDE』が伝えている。

 記事によれば、リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの兄で、同選手の代理人を務めるテイラー氏が、あるリバプールサポーターの次のような投稿に反応した。

「エンドウに1600万ポンド(約29億円)を費やし、4年契約を結んだことが、まさにスポーツディレクターの設置が必要な理由だ。それは意味がなかったし、今でも意味がない。クロップが大好きだけど、彼のタレントの見極めは時々不愉快なことがある」

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 同メディアは「もちろん、これがアレクサンダー=アーノルドの見解を反映していると示唆するのは無理があるように思えるが、レッズのこれほどの大物選手にとって、彼に代わってこのような見解を支持する人物が公になるのは決して理想的ではない。チームメイトとクラブの監督の両方を批判する」と伝えている。

 記事は、「アレクサンダー=アーノルドの代理人はテイラー氏であり、これはリバプールのボスとトラブルに巻き込まれる可能性があるため、その判断についてもう少し考える必要があった」と報道。「近いうちにパブリックコメントや謝罪が出るかどうかは興味深いところだ」と続けている。

 大きな問題にはならなそうだが、リバプールにとっていい話ではないのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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