「スペインで最も熱いダービー」
熱狂のセビージャ・ダービーでは、両チームがライバル心むき出しで衝突する。(C)Getty Images
スペインの南西部にあるアンダルシア州は人口で国内1位、面積は2位を誇る。夏は気温が高く日差しが強いため、現地の人に聞くと、シエスタ(昼間にとる休憩)の文化がまだ残っているという。
そのアンダルシアの州都がセビージャだ。人口は約70万人で、首都マドリードからはAVE(高速鉄道)で約3時間のところに位置する。
このセビージャには、ともにラ・リーガで優勝経験のあるセビージャとベティスという名門クラブが本拠地を置く。両クラブのライバル関係は激しく、前者は比較的裕福な層、後者は庶民派層が支持していると言われている。
どちらのファンも熱狂度では国内屈指で、直接対決となるセビージャ・ダービーは「スペインで最も熱いダービー」としても知られる。セビージャのラモン・サンチェス・ピスファン、ベティスのベニート・ビジャマリン。一度は訪れたいスタジアムだ。
そのアンダルシアの州都がセビージャだ。人口は約70万人で、首都マドリードからはAVE(高速鉄道)で約3時間のところに位置する。
このセビージャには、ともにラ・リーガで優勝経験のあるセビージャとベティスという名門クラブが本拠地を置く。両クラブのライバル関係は激しく、前者は比較的裕福な層、後者は庶民派層が支持していると言われている。
どちらのファンも熱狂度では国内屈指で、直接対決となるセビージャ・ダービーは「スペインで最も熱いダービー」としても知られる。セビージャのラモン・サンチェス・ピスファン、ベティスのベニート・ビジャマリン。一度は訪れたいスタジアムだ。
そんなセビージャには、サッカー以外にも楽しめる観光スポットが少なくない。街の中心部には、世界遺産のセビージャ大聖堂がある。サン・ピエトロ大聖堂(ローマ)、セント・ポール大聖堂(ロンドン)に次いで、世界3位の規模を誇る教会で、主祭壇、ヒラルダの塔、オレンジの中庭、そして展示されている絵画と見所は多い。
そのセビージャ大聖堂から徒歩3分ほどのところに、アルカサルがある。ムデハル様式建築の傑作として知られるペドロ1世宮殿や美しい庭園などがある。
セビージャはフラメンコでも有名で、カテドラルから徒歩5分のところにはフラメンコ舞踏博物館がある。ショーなども行なわれており、観光客に人気のスポットだ。
カテドラル周辺のサンタ・クルス地区にはバルやレストランが立ち並ぶ。名物のセラニート(セビージャ風サンドイッチ)やガスパチョ(冷製トマトスープ)などを堪能できる。
カテドラルから、2キロほどの距離にヨーロッパリーグで史上最多7回の優勝を誇るセビージャのホームスタジアム、ラモン・サンチェス・ピスファンがある。公式ストアが併設されているほか、ロッカールームやピッチサイドに入れるスタジアムツアー(12ユーロ)も行なわれている。
そこから約3キロ南にあるのが、ベティスの本拠地ベニート・ビジャマリンだ。こちらにも公式ストアがあり、スタジアムツアー(12ユーロ)も実施されている。
ベティコ(ベティスのファン)はアウェーでのダービーの際、このベニート・ビジャマリンから歩いて、サンチェス・ピスファンまで乗り込むという。チームカラーから「緑の行進」と呼ばれるその慣習をひとつ取っても、熱狂度が窺える。
そのセビージャ大聖堂から徒歩3分ほどのところに、アルカサルがある。ムデハル様式建築の傑作として知られるペドロ1世宮殿や美しい庭園などがある。
セビージャはフラメンコでも有名で、カテドラルから徒歩5分のところにはフラメンコ舞踏博物館がある。ショーなども行なわれており、観光客に人気のスポットだ。
カテドラル周辺のサンタ・クルス地区にはバルやレストランが立ち並ぶ。名物のセラニート(セビージャ風サンドイッチ)やガスパチョ(冷製トマトスープ)などを堪能できる。
カテドラルから、2キロほどの距離にヨーロッパリーグで史上最多7回の優勝を誇るセビージャのホームスタジアム、ラモン・サンチェス・ピスファンがある。公式ストアが併設されているほか、ロッカールームやピッチサイドに入れるスタジアムツアー(12ユーロ)も行なわれている。
そこから約3キロ南にあるのが、ベティスの本拠地ベニート・ビジャマリンだ。こちらにも公式ストアがあり、スタジアムツアー(12ユーロ)も実施されている。
ベティコ(ベティスのファン)はアウェーでのダービーの際、このベニート・ビジャマリンから歩いて、サンチェス・ピスファンまで乗り込むという。チームカラーから「緑の行進」と呼ばれるその慣習をひとつ取っても、熱狂度が窺える。