鎌田大地が不運な形で先制点献上も…ラツィオはGKプロベデルの劇的弾でアトレティコと1-1のドローに持ち込む【CL】

2023年09月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

4-3-3の右インサイドハーフでプレー

アトレティコ戦で62分までプレーした鎌田。(C)Getty Images

 現地時間9月19日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第1節で、日本代表の鎌田大地が所属するラツィオは本拠地オリンピコにアトレティコ・マドリーを迎えた。

 先日のユベントス戦(1-3)でアシストをマークした鎌田は、4-3-3の右インサイドハーフで先発出場を果たした。

 序盤からボールを握るホームチームは12分、鎌田が敵陣中央でパスをもらうと、ヒールで上手くフリックして、インモービレとのワンツーからミドルを放ったが、GKオブラクに正面でキャッチされた。

 さらに25分には、ペナルティエリア手前の左でFKのチャンスを得る。これをザッカーニが直接狙うも、再びオブラクにセーブされた。

 得点を奪えずに迎えた29分、ペナルティエリア手前からバリオスがダイレクトで放ったシュートが鎌田にディフレクションしてゴールに吸い込まれ、不運な形で先制点を献上。このまま前半を1点ビハインドで終える。
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 後半に入って52分には、ベシーノの落としたボールを鎌田がダイレクトで狙う。さらに、こぼれ球を拾ったインモービレのパスにパトリックが合わせたがゴールならず。

 さらにその3分後には、GKオブラクのキックミスを奪い、インモービレが決定機を迎えるも、決め切れなかった。

 62分に鎌田が途中交代となった4分後には、自陣ボックス内でモラタにシュートを浴びるも、左のポストに救われた。

 このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムのラストプレー。ラツィオはCKを得ると、GKプロベデルもゴール前に上がる。すると、ルイス・アルベルトのシュート性のボールに飛び込んだGKプロベデルが豪快なヘッドを叩き込み、土壇場で同点ゴールを奪った。

 試合はこのまま1-1で終了。ラツィオは劇的な展開で引き分けに持ち込んだ。次節は10月4日に日本人5選手を擁するセルティックと敵地で対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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