2人ともフルメニューを消化
負傷も癒え、コンディションに問題はない冨安(左)と田中(右)。同じ98年生まれの2人にかかる期待は大きい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
現地9月9日のドイツ戦に向け、ヴォルフスブルクで4日から調整をスタートさせている日本代表。合宿2日目の5日も26人全員が揃い、アップや鳥かご、スローインからのパス回し、シュートなど1時間超のトレーニングを精力的にこなした。
そんななか、3日の試合に出場した古橋亨梧や前田大然(ともにセルティック)ら7人と、2日のグラナダ戦で4ゴールに絡む活躍を見せた久保建英(レアル・ソシエダ)は途中で抜けてクールダウンに徹した。
特に久保は筋肉痛で先週1週間、全体練習に合流できなかった影響を考慮されているのか、慎重な調整になっているのだろう。
ただ、その久保以外、特に怪我を抱えている選手が見当たらないのは朗報だ。ここ数年間、怪我続きだった冨安健洋(アーセナル)、4月に右膝内側じん帯断裂の重傷を負った田中碧(デュッセルドルフ)の2人もフルメニューを消化。コンディション的に問題ないところをアピールした。
特に冨安の代表復帰は好材料以外の何物でもない。というのも、第一次森保ジャパン発足間もない2019年アジアカップの頃から、彼は「近未来の守備の要」と目されてきたからだ。
そんななか、3日の試合に出場した古橋亨梧や前田大然(ともにセルティック)ら7人と、2日のグラナダ戦で4ゴールに絡む活躍を見せた久保建英(レアル・ソシエダ)は途中で抜けてクールダウンに徹した。
特に久保は筋肉痛で先週1週間、全体練習に合流できなかった影響を考慮されているのか、慎重な調整になっているのだろう。
ただ、その久保以外、特に怪我を抱えている選手が見当たらないのは朗報だ。ここ数年間、怪我続きだった冨安健洋(アーセナル)、4月に右膝内側じん帯断裂の重傷を負った田中碧(デュッセルドルフ)の2人もフルメニューを消化。コンディション的に問題ないところをアピールした。
特に冨安の代表復帰は好材料以外の何物でもない。というのも、第一次森保ジャパン発足間もない2019年アジアカップの頃から、彼は「近未来の守備の要」と目されてきたからだ。
吉田麻也(LAギャラクシー)や長友佑都(FC東京)らベテラン勢も、当時20歳だった冨安の潜在能力の高さに太鼓判を押したほど。若き才能は順調な代表キャリアを踏み出したはずだった。
2019年夏にシント=トロイデンからボローニャへ移籍し、右SBやCBですぐさまスタメンを掴むなど、ここまでは確かに順調だった。暗雲が立ち込め始めたのが2021年。東京五輪前から何度か怪我を繰り返し始め、自国開催の大舞台でのフル稼働が叶わない。
直後の8月末にアーセナルへのステップアップが実現し、最初は試合に出ていたが、2022年に入ってからは左右のふくらはぎを繰り返し負傷してしまう。
重要なカタールW杯イヤーにもかかわらず、代表活動に参加できたのは9月のアメリカ・エクアドル2連戦とW杯本番だけ。しかもW杯期間中もほぼリハビリを強いられた。
【PHOTO】久保、三笘、伊東らタレント勢揃い!ドイツ・ヴォルフスブルクにてトレーニングを開始した日本代表を特集!
2019年夏にシント=トロイデンからボローニャへ移籍し、右SBやCBですぐさまスタメンを掴むなど、ここまでは確かに順調だった。暗雲が立ち込め始めたのが2021年。東京五輪前から何度か怪我を繰り返し始め、自国開催の大舞台でのフル稼働が叶わない。
直後の8月末にアーセナルへのステップアップが実現し、最初は試合に出ていたが、2022年に入ってからは左右のふくらはぎを繰り返し負傷してしまう。
重要なカタールW杯イヤーにもかかわらず、代表活動に参加できたのは9月のアメリカ・エクアドル2連戦とW杯本番だけ。しかもW杯期間中もほぼリハビリを強いられた。
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