古橋&前田ら完全沈黙でまた無得点…セルティック指揮官、大ブーイングに理解を示す一方で補強熱望「契約したらすぐに知らせる」

2023年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

次節は宿敵レンジャーズ戦

今季から再びセルティックを率いるロジャース監督。(C)Getty Images

 現地時間8月26日に開催されたスコットランドリーグ第3節で、セルティックはセント・ジョンストンとホームで対戦。0-0のドローに終わった。

 古橋亨梧と前田大然の日本代表FWコンビが先発し、チャンスは作ったものの、GKディミタル・ミトフの再三の好守にも阻まれ、最後までゴールを奪えず。リーグカップのキルマーノック戦(0-1)に続き、攻撃陣が完全沈黙し、タイムアップ時には大ブーイングが発生した。

 レジェンドOBのクリス・サットン氏からも弱体化を指摘されるなど、逆風が吹き荒れるなか、ブレンダン・ロジャース監督は危機感を露わに。現地紙『THE SCOTTISH Sun』によれば、試合後に観客の反応について問われると、こう答えた。
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「それはよく分かる。得点を奪えなかったり、勝点3を得られなかったりなんて状況は、私たちが望んでいるものでも、サポーターが期待しているものでもないのは明らかだ。このようなクラブでプレーしたり、監督をしたりするのであれば、結果を出すために適切なパーソナリティを持たなければならない」

 次節は宿敵レンジャーズ戦だ。指揮官は大一番を前に、「シーズン序盤だけど、やるべきタスクはたくさんある」なかで補強の必要性を強調した。

「ここに入った時、クラブと話し、チームを評価した。我々は質を向上させなければならない。名前は何人か挙がっている。誰かと契約したらすぐに知らせるよ。新戦力を期待している。以前、何人か補強して陣容を改善したと言ったが、まだチーム力を強化する必要がある」

 シーズンは始まったばかりとはいえ、53度のリーグ制覇を誇る屈指の名門だけに、猶予はあまりない。永遠のライバルとの一戦で確かな力を示し、ファンの信頼を取り戻せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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