「誰も退場とは思わない」冨安健洋への2枚目イエローに、英伝説FWオーウェンが持論!直後のアーセナル同僚の行動に驚き「驚愕だ。トミヤスはレッドなのに...」

2023年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「露骨にひどい判定がいくつかある」

厳しい判定で退場となった冨安。(C)Getty Images

 アーセナルに所属する冨安健洋の退場が議論を呼んでいる。

 8月21日に行なわれたプレミアリーグの第2節で、アーセナルはクリスタル・パレスとアウェーで対戦。54分にマーティン・ウーデゴーがPKで奪った1点を守りきり、1-0で白星を挙げた。

 この試合に左SBに入った冨安は、60分にスローインの際の遅延行為を取られて警告を受ける。67分にも、相手FWジョーダン・アユーへのファウルで2枚目のイエローカードを受けて、まさかの退場となった。

 このアユーへの接触が軽度だったこともあり、判定に疑問の声が上がるなか、苦言を呈したのが、元イングランド代表のレジェンドであるマイケル・オーウェン氏だ。

【動画】スローインの際に遅延行為で受けた1枚目のイエロー
 現地メディア『sportskeeda』によれば、冨安が退場となった後に、アーセナルのカイ・ハバーツがアユーへファウルをし、お咎めなしだった点に着目。こう話している。

「皮肉なことに、それは同じ選手、アユーとのマッチアップだった。冨安はシャツを引っ張ったことで退場になったが、誰もそうなるとは思っていなかった」

 オーウェン氏は「その直後、ハバーツがユニホームを引っ張った。見てくれ、その差は歴然だ。しかし、ハバーツは何もなかったのに、トミヤスにはレッドカードが与えられた。驚愕だ」と続けている。

 同メディアは「プレミアリーグ関係者はここ数シーズン、特にVARの導入以来、厳しい監視にさらされている。最近のシーズンでは露骨にひどい判定がいくつかあり、意思決定には一貫性が欠けているように見える」と指摘している。

オーウェン氏はこの一貫性に小さくない疑問に感じたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】英識者も痛烈批判!冨安も抗議したまさかの退場シーン

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