【FC東京/新体制/新戦力の顔ぶれ】武藤の14番を背負ったMFのハ・デソン。「ちょっと間違った番号を付けてしまったかな」

2016年01月15日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「FC東京からのオファーは、正直、意外だった」(阿部拓馬)

甲府時代に城福監督の下でプレーした経験もある阿部。ふた桁ゴールを狙いたい。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)


 1月14日、小金井の宮地楽器ホールにてFC東京の新体制記者発表会が行なわれた。ここでは新戦力6人の2016シーズンへの意気込みを紹介する。

【FC東京】2016シーズン新体制記者発表会PHOTOギャラリー

●新加入選手①

阿部拓馬(FW/背番号44)
──複数のオファーのなかからFC東京を選んだ理由は?

「FC東京という伝統あるクラブで、自分がどれだけできるのかをチャレンジしたいという気持ちが強かったです」

──城福監督に会って口説かれたとの情報もありますが?

「それは誤報ですね。会ってはないです。一応、『(自分のことを)欲しい』というのは伝え聞いて。その時は単純に嬉しかったですね。ビジョンとかも聞いて、自分もやりたいと思いました」

──甲府時代に一緒にやっている監督という部分も大きかったですか?

「そうですね。(一緒にやっていたのは)半年間だけですけど、そういう意味ではすんなり入っていけるかと」

──阿部選手は前のポジションならどこでもできる印象がありますが、希望のポジションはありますか?

「特にないです。とにかく試合に出たいです」

──逆にどこで出ても自信があるということでしょうか?

「自信はこれから付けていきます」

──東京の小平生まれ、東京ヴェルディでのプレー経験もありますが、"東京のチーム"へのこだわりは?

「そういうこだわりはないです」

──FC東京からのオファーは意外でしたか?

「正直、意外でした。自分に興味があると聞いた時も、実際は(オファーが)来ないと思っていたので、オファーが本当に来て驚きました」

──地元の友人の反応はどうでしたか?

「なんか良かったです(笑)」


●新加入選手②
秋元陽太(GK/背番号47)


──幼馴染の太田選手(現フィテッセ)には今回の移籍が決まって相談しましたか?

「すぐ宏介に連絡して相談しました。『溶け込めるかな?』って」

──「来いよ」って感じでしたか?

「『みんな良い人だから大丈夫だよ』って言われました。宏介は昔から仲が良かったので同じチームで戦えたら嬉しかったんですけど」

──FC東京についての印象は?

「ビッグクラブだと思うし、レベルの高い選手がいますね」

──強化部にどう口説かれましたか?

「口説き文句は……。分からないですけど、明確な目標を言ってもらえるクラブだったので、そういうところがマッチしたと思います」

──権田選手(現SVホルン)との比較は避けられませんが?

「権田選手は偉大な選手ですが、僕は僕。自分の良さを出したいです」

──その良さとは?

「勝ちにつながるセーブをしたい。それを見てもらいたいです」

──かつて一緒のクラブに在籍した榎本選手とはもう話しましたか?

「そうですね。榎さんは、僕が1年目の時にお世話になった先輩なので。まあ、怖かったですけど(笑)」

──そこから時間も経って、榎本選手への印象も変わったのでは?

「多少ですけど。みんなが言うほど変わってないです(笑)」

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