前園真聖も絶句! 伝説のサウジ戦前夜、西野監督はまさかの連ドラ最終話を鑑賞「まあ、観たなぁ...」

2023年06月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チラチラって観ながら」

西野監督が伝説のサウジ戦前夜を振り返った。写真:滝川敏之

 元日本代表MF前園真聖の公式YouTubeチャンネル『おじさんだけど、遊んでもいいですか?』の最新回で、まさかの事実が明らかにされた。ゲスト出演した元日本代表監督の西野朗氏が詳細を語った。

 1996年のアトランタ五輪で、日本は28年ぶりに世界への扉を開けた。出場権がかかるアジア最終予選準決勝の相手は、強豪サウジアラビア。西野監督が率いる若き日の丸戦士たちは、前園の2ゴールで2-1の勝利を収める。

 大一番を翌日に控えて、選手たちはかなりナーバスになっていたという。西野監督も同じく緊張していたが、リラックスするために、名作『北の国から』の最終話を鑑賞したという。

「あのシリーズを、スタッフか誰かが持ってきて、俺の部屋に置いておいてくれたんだよ。癒されるでしょ。時々、リラックスするために観ていた」

 そしてサウジ戦の前夜のタイミングで、最終回が残されていた。「どうしても観て、決戦に臨みたいなと思って。で、まあ、観たなぁ...」という西野氏の告白に、前園氏も呆気にとられる。
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 サウジ戦に向け、指揮官は白井博幸にサウジの絶対的エース、アル・ドサリのマンマークを指示。白井は緊張で朝まで眠れなかったという。

 そうした情報はもちろん、西野監督の耳に届くなか、「その時に、(テレビで)流れていたんだよね...『北の国から』。選手たちの情報が入ってくるじゃん。まあ、チラチラって観ながら」と語る。

 試合では、西野監督が「ゾノよりもキーパーソン」と信頼した白井がタフにプレー。アル・ドサリに1得点は許したものの、それ以上はやらせなかった。

 日本を熱狂された伝説のサウジ戦。西野氏は「本当に悲願の瞬間」と振り返れば、前園氏は「よく観れるなぁ...」と驚きを隠せなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】サウジ戦前夜、西野監督の行動に前園真聖も驚き

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