「映像だけ見ると、正直、厳しい」
副審に詰め寄った三田は一発レッドで退場に。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
一発レッドは妥当だったのか。
6月24日に行なわれたJ1第18節の京都対横浜FCで、45+2分、横浜FCのベンチメンバーだった三田啓貴が退場処分に。スローインの判定を巡り、タッチライン際で副審に詰め寄って猛抗議。この振る舞いが「乱暴な行為」と見なされて、レッドカードが提示された。
【動画】三田啓貴、レッドカード提示のシーン
副審への接触がポイントの1つに挙げられるが、『Jリーグジャッジリプレイ』でこの事象が取り上げられ、家本政明元国際審判員は次のように解説する。
「競技規則の条文と照らし合わせた時に、乱暴な行為と判断できるか。どういう意図があったかは別としても、腕が間違いなく副審のほうに動いて、多少なりとも当たっている。競技規則には、打ち、または打とうとする、だから、接触があってもなくても、ということがまず書かれているという話ですね。
あそこまで副審の近くまで行く行為は1つ問題。行為だけで見た時に、三田選手は(両腕を振る動作をしながら)『なんでだ、なんでだ』とアピール。それがたまたま、かすったというふうに見えるんですが、副審はそこに対して顔を向けてない。どういうことが起こっているかは理解していない。
(三田の)動きだけが間接視野で見えている。なので、副審からすると、攻撃性のある腕の使い方がコンタクトした、これは確認とか、そういうものではなく、攻撃的な行為と判断されたのでしょうね」
6月24日に行なわれたJ1第18節の京都対横浜FCで、45+2分、横浜FCのベンチメンバーだった三田啓貴が退場処分に。スローインの判定を巡り、タッチライン際で副審に詰め寄って猛抗議。この振る舞いが「乱暴な行為」と見なされて、レッドカードが提示された。
【動画】三田啓貴、レッドカード提示のシーン
副審への接触がポイントの1つに挙げられるが、『Jリーグジャッジリプレイ』でこの事象が取り上げられ、家本政明元国際審判員は次のように解説する。
「競技規則の条文と照らし合わせた時に、乱暴な行為と判断できるか。どういう意図があったかは別としても、腕が間違いなく副審のほうに動いて、多少なりとも当たっている。競技規則には、打ち、または打とうとする、だから、接触があってもなくても、ということがまず書かれているという話ですね。
あそこまで副審の近くまで行く行為は1つ問題。行為だけで見た時に、三田選手は(両腕を振る動作をしながら)『なんでだ、なんでだ』とアピール。それがたまたま、かすったというふうに見えるんですが、副審はそこに対して顔を向けてない。どういうことが起こっているかは理解していない。
(三田の)動きだけが間接視野で見えている。なので、副審からすると、攻撃性のある腕の使い方がコンタクトした、これは確認とか、そういうものではなく、攻撃的な行為と判断されたのでしょうね」
同様に見解を求められた深野悦子元国際審判員も、副審側の視点で私見を述べる。
「結局、受け手がどうかなので。それは他のハラスメント行為と一緒で、そうされたほうがどう感じるか。(乱暴な)行為を受けたと副審は思ったんだなと思って、ビデオを見ると、触ったりとか、たぶん接触が何回かちょっとあって、それを、自分はそういう乱暴な行為を受けたと思って、そうしたんだろうなと。
ただ、たぶんそこには発言も一緒に含まれていて、どっちを取ったのかっていうのは1つあるかなとは思いました。これは明らかに、主審から見てどうではなくて、副審がどう受けたか」
一発退場というジャッジに対しては、深野氏は「映像だけ見ると、正直、厳しいなと思った」。ただ、「やっぱり本人(副審)がどう受けたか、なので。そこはもう、そうなんだろうなって認識するしかない」と繰り返し強調した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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「結局、受け手がどうかなので。それは他のハラスメント行為と一緒で、そうされたほうがどう感じるか。(乱暴な)行為を受けたと副審は思ったんだなと思って、ビデオを見ると、触ったりとか、たぶん接触が何回かちょっとあって、それを、自分はそういう乱暴な行為を受けたと思って、そうしたんだろうなと。
ただ、たぶんそこには発言も一緒に含まれていて、どっちを取ったのかっていうのは1つあるかなとは思いました。これは明らかに、主審から見てどうではなくて、副審がどう受けたか」
一発退場というジャッジに対しては、深野氏は「映像だけ見ると、正直、厳しいなと思った」。ただ、「やっぱり本人(副審)がどう受けたか、なので。そこはもう、そうなんだろうなって認識するしかない」と繰り返し強調した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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