「日本は“また”完勝...」韓国メディアが日韓の6月シリーズ2連戦を比較!「チームの完成度に差があった」と嘆き節

2023年06月21日 ピッチコミュニケーションズ

「日本は多様な方式でゴールを生み出していた」

日本がペルーに4-1の大勝を収めたニュースは、韓国でも広く報じられた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[キリンチャレンジカップ]日本 4-1 ペルー/6月20日/パナソニックスタジアム吹田

 日本代表がペルー代表に4-1の大勝を収めたニュースは、韓国でも広く報じられている。

「日本サッカーは"また"完勝…韓国下したペルーに4-1勝利」(スポーツ紙『イルガン・スポーツ』)
「日本代表、クリンスマン号破ったペルーに4-1完勝」(テレビ局『SBS』)
「日本の乗勝長駆、韓国に敗北もたらしたペルーも4-1で大破」(スポーツ紙『スポーツ京郷』)
「日本はイケイケ、韓国下したペルー4-1大破…6月2連戦"10ゴール"炸裂」(スポーツメディア『SPOTV NEWS』)
「"韓国にサプライズ勝利"ペルー、日本では1-4大敗…三笘大活躍」(サッカー専門メディア『FOOTBALLIST』)

 6-0で勝利したエルサルバドル戦含め、6月の代表戦を2戦全勝で終えた日本。その反面、韓国はペルーに0-1で敗れ、エルサルバドルにも終了間際の失点で1-1と引き分けたのもあってか、大半のメディアが日韓の結果を比較して報じていた。
 
 特に、「韓日サッカーの明暗…日本は10ゴール、韓国は1ゴール」と見出しを打ったネットメディア『ノーカット・ニュース』は、両国の2試合のスコアを比較して「同じ相手と対戦したが、正反対の結果が出た」と指摘。韓国がキム・ミンジェやキム・ヨングォンなど、一部の主力を欠いた点に言及しながらも、「主軸選手たちの欠場は言い訳だ」とし、次のように続けた。

「韓国の問題は、攻撃的に臨んだにもかかわらず、たった1ゴールにとどまった点だ。カウンターも鋭くなく、ソン・フンミン不在時のセットプレーもフィニッシュが惜しかった。これは日本が10ゴールを多様なルートで作ったことと比較される。日本はセットピースやカウンターなど、多様な方式でゴールを生み出していた。何より、10ゴールを10人の選手が記録するという多彩なオプションを披露した。

 そもそも、チームの完成度に差があった。日本はカタール・ワールドカップ以降も森保監督が続投した。それだけ完成度の高いサッカーを披露していた。一方、韓国はパウロ・ベント監督が去り、クリンスマン監督が指揮を執っている。就任後まだ4試合目だ。完成度は劣るしかない」
 

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