CL惨敗のマドリー、今夏に大型補強の可能性を現地報道。ベリンガム以外の候補は…

2023年05月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

センターフォワードにも大物の名前が浮上

マドリーとの個人合意報道が出たベリンガム。(C)Getty Images

 現地時間5月17日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)の準決勝第2レグで、レアル・マドリーはマンチェスター・シティと対戦し、0-4で惨敗。スコアだけでなくゲーム内容でも終始主導権を握られ、文字通りの完敗だった。

 ライバルのバルセロナに優勝を許したラ・リーガに続き、CL連覇も逃したことで、マドリーのファンからは現在のスカッドに対する懐疑的な声が集まっている。そんな中、スペイン紙『AS』は、今夏の移籍市場でマドリーが大型補強に動く可能性を報じている。

 
 まず最優先のターゲットとされているのは、ドルトムントに所属するイングランド代表MF、ジュード・ベリンガムだ。19歳にしてブンデスリーガ屈指のセントラルMFとして活躍するベリンガムは、ルカ・モドリッチ、トニ・クロースの後釜として是が非でも獲得したい存在。すでにベリンガム本人とは個人合意に達したという報道もあり、残すところはドルトムントとのクラブ間交渉のみという状況だ。

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 しかし、ドルトムント側は25年6月まで残っている契約を理由に高額な移籍金を要求していて、交渉は一筋縄ではいかないという見方もある。記事ではドルトムントとの交渉が失敗に終わった場合のプランBとして、セルタのスペインU-19代表MF、ガブリ・ベイガの名前を挙げている。ベイガは昨夏にセルタのトップチームに昇格した20歳の俊英で、今シーズンのラ・リーガで9ゴールと大ブレイクを果たしている。
 

 エースのカリム・ベンゼマが君臨するセンターフォワードには、24年夏にアーリング・ハーランドを獲得し、世代交代を敢行するという計画があるようだが、今シーズンはベンゼマも衰えが指摘され、マンC戦でもほとんどボールに絡めなかった。実質的にベンゼマのバックアッパーが不在ということもあり、今夏の補強ポイントとして浮上。記事ではともに今夏に移籍の噂があるハリー・ケイン(トッテナム)とドゥシャン・ヴラホビッチ(ユベントス)を挙げている。
 

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