【バイエルン番記者】どうなる!? グアルディオラ監督との契約延長交渉

2015年11月20日 パトリック・シュトラッサー

水面下でプレミアのメガクラブがこぞって引き抜きを画策。

グアルディオラ監督とバイエルンの契約は16年6月まで。首脳陣も選手も続投を望んでいるが……。(C)Getty Images

 バイエルンとの契約が2016年6月に満了となるジョゼップ・グアルディオラ監督の身辺が、にわかに騒がしくなっている。マンチェスター・C、チェルシー、アーセナル、マンチェスター・Uといったプレミアリーグのメガクラブがこぞって引き抜きを画策しているのだ。
 
 水面下で"ペップ争奪戦"が展開されるなか、先日バイエルンのカール=ハインツ・ルムメニゲ代表取締役社長が注目に値する声明を発表した。
 
「(ブンデスリーガの)前半戦が終わったら、ペップとの契約延長交渉に臨むつもりだ。結論が出たら公表する」
 
 この決定は、グアルディオラ監督の意向に沿って下されたものである。スペイン人指揮官はチャンピオンズ・リーグを含めた15年中の残り7試合にとにかく集中したいそうだ。
 
「バイエルンの監督であることを、私はとても誇りに思っている。このクラブはいつでも私の人生の一部だ」
 
 グアルディオラは以前そう語っていた。実際、バイエルンとの関係は極めて良好で、ブンデスリーガ3連覇中と結果も申し分ない。にもかかわらず、なぜ契約延長を渋っているのだろうか? 本人が何も話そうとしないため、その理由についてはわからない。

次ページ契約延長に失敗すれば、アンチェロッティの招聘に動くだろう。

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