【欧州各国で国内リーグが再開】4大リーグのトップスコアラーを大胆予想!

2015年10月16日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

プレミアリーグ:大本命はアグエロ。不気味なのはマルシアル。

10月3日のニューカッスル戦では一人で5ゴールを決める離れ業をやってのけたアグエロだったが、6日後の代表戦(エクアドル戦)で負傷交代。全治は2か月とも…。 (C) Getty Images

 FWに要求されるタスクが多岐に渡る現代サッカーにおいても、評価の大きな基準になるのはゴールの数だ。今シーズンの欧州4大リーグでは、誰が得点王に輝くのか。トップリーグの再開を前に有力候補者を取り上げ、レースの行方を予想する。
 
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 決定力で頭一つ抜けているのが、セルヒオ・アグエロとジエゴ・コスタ。今シーズンはスロースタートながら、それぞれダビド・シルバ、セスク・ファブレガスなど、チームに一流のチャンスメーカーが多数いる点も本命に推せる理由のひとつだ。
 
 フル稼働できれば、とくに"連覇"の期待がかかる大本命のアグエロは、30ゴール超えも可能だろう。ただ、ともに故障がちで、激情型のD・コスタに至っては警告の累積や退場による出場停止のリスクもつきまとう。
 
 入団1年目のリバプールでここまで2ゴールを挙げているクリスティアン・ベンテケ、昨シーズンに20得点の大台に乗せたハリー・ケインや、爆発力が自慢のオリビエ・ジルーにも、可能性はありそうだ。
 
 不気味なのが、入団直後から驚異の決定力を見せつけている19歳のアントニー・マルシアル。好調を維持するバフェティンビ・ゴミス、ジェイミー・ヴァーディーとともに、上位に食い込むかもしれない。
 
[プレミアリーグの得点王獲得レース]
【本命:30ゴールが射程圏内】
アグエロ(マンチェスター・C)|14-15成績:33試合・26得点
D・コスタ(チェルシー)|14-15成績:26試合・20得点
 
【対抗:20ゴールが射程圏内】
ベンテケ(リバプール)|14-15成績:29試合・13得点(アストン・ビラ)
ケイン(トッテナム)|14-15成績:34試合・21得点
ジルー(アーセナル)|14-15成績:27試合・14得点
 
【大穴:15ゴールが射程圏内】
マルシアル(マンチェスター・U)|14-15成績:35試合・9得点(モナコ)
ゴミス(スウォンジー)|14-15成績:31試合・7得点
ヴァーディー(レスター)|14-15成績:34試合・5得点
 
[15-16シーズン得点ランキング]※8節終了時
7ゴール:ヴァーディー(レスター)
6ゴール:アグエロ(マンチェスター・C)
5ゴール:イガロ(ワトフォード)、ルカク(エバートン)、マハレズ(レスター)、他3人
4ゴール:ゴミス(スウォンジー)、他2人
 

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