【ルヴァン杯決勝|採点&寸評】C大阪1-2広島|劇的2発でタイトルに導いた“切り札”がMOM! 一発レッドの助っ人DFは…

2022年10月22日 サッカーダイジェスト編集部

C大阪――ひとり退場で流れは一転

【警告】C大阪=北野(85分)広島=ベン・カリファ(74分)、野上(81分)、ソティリウ(90+12分)【退場】C大阪=ヨニッチ(79分)
【MAN OF THE MATCH】ピエロス・ソティリウ(広島)

[ルヴァン杯決勝]C大阪1-2広島/10月22日/国立競技場

【チーム採点・寸評】
C大阪 5.5
前線からハイプレスを仕掛ける守備がハマり、徐々にペースを掴むと、ショートカウンターから何度かチャンスを作る。そのハイプレスがきっかけとなり53分に先制点をゲットするが、79分のヨニッチの退場で10人になると、流れは一転。後半アディショナルタイムにペナルティエリア内でのハンドでPKを与え、同点にされると、さらにその5分後にCKから失点。昨季に続いてルヴァンカップのタイトルを掴むことはできなかった。

【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6
前半はビルドアップで安定したプレーを披露し、攻め込まれた後半も危なげないセービングを見せたが、後半アディショナルタイムに2失点。どちらも防ぎようはなかったか。

DF
2 松田 陸 6
豊富な運動量で左サイドを上下動し、FW加藤にロングパスを通すなど攻撃の起点になった。一方の守備面でも強度の高いディフェンスで縦に抜かれる場面はほぼなかったが……。

DF
6 山中亮輔 6
自慢の左足で何度も鋭いクロスを供給し、チャンスを演出。見惚れるほどのボールの弾道には会場が沸いたが、得点にはつながらなかった。
 
DF
22 マテイ・ヨニッチ 4
最終ラインから大きな声を出して守備を牽引。しかし79分に相手FWへの乱暴な行為で一発レッド。試合の流れを変えてしまった。

DF
24 鳥海晃司 5
ヨニッチの退場後も最終ラインで壁となって立ち塞がったが、後半終了間際のハンドでPKを献上してしまった。

MF
16 毎熊晟矢 5.5
積極的にゴール前に顔を出すなど攻撃面で存在感を発揮。ただ、57分に抜け出したシーンでは決め切りたかった。

MF
17 鈴木徳真 6
ビルドアップに顔を出し、守備時の寄せやセカンドボールの回収も早く、攻守のリンクマンとしての役割を全うした。
 

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