キョウゴだけの問題じゃない!得点ストップの古橋亨梧を同僚DFが擁護「僕らも得点しないと」「あまり心配する必要はない」

2022年10月15日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

指揮官も「脅威が弱まったとは全く思わない」

セルティックで共闘する古橋(左)について語ったカーター=ヴィッカーズ(右)。(C)Getty Images

 ネットを揺らせない日々が続けば、ストライカーは批判される。だが、ゴールはチームが一丸となって目ざすものだ。セルティックの仲間たちは、古橋亨梧を擁護している。

 移籍初年度の昨季、怪我による長期離脱を強いられながらも、公式戦で20得点をマークした古橋。今季もリーグ戦開幕から5試合で6得点を挙げ、ゴールを量産し続けると思われた。

 だが、9月に入ってからは苦しんでいる。この1カ月半で決めたゴールは、10月1日のマザーウェル戦だけだ。敗退が決まったチャンピオンズリーグでは、4試合に出場してノーゴール。一部では決定力低下を批判する声も上がっている。

 それでも、アンジェ・ポステコグルー監督は愛弟子を責めるべきではないと述べた。14日に『The Scotsman』が報じたところによると、指揮官は「あまり(古橋に対して)辛辣にはできないと思う」と話している。

「先週(敵地でのRBライプツィヒ戦)、彼はジョッタのファンタスティックなゴールをお膳立てしたよ」
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 ポステコグルー監督は「チャンピオンズリーグでゴールを決めるのは難しいことだが、彼の相手に対する脅威が弱まったとは全く思わない。今も良いポジションを取っている。何度かアンラッキーなところもあった。本当に彼はまだ相手に問題を引き起こしていると思う」と続けた。

「国内では少し彼に関して調整する必要があった。絶好調だったけど肩を痛め、2週間離脱したことをみんな忘れているんだ。だから彼はそれに少し妨げられたんだよ」

 また、キャメロン・カーター=ヴィッカーズも「僕たちはみんな一緒に攻め、一緒に守る」と、セルティックの得点力について、日本代表FWだけの問題ではないと強調している。

「ストライカーだけの問題じゃない。僕らディフェンダーもセットプレーから得点しなければいけない。9~10カ月も続けてどの試合でも3~5得点を挙げられるものじゃないよ。ごく普通のことであり、あまり心配する必要はない」

 とはいえ、周囲の雑音が大きくなれば、さらにパフォーマンスに影響することも懸念される。ワールドカップ開幕が約1か月後に迫っているだけに、古橋が早く足かせを外せるように願うばかりだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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