【J1採点&寸評】浦和3-1川崎|MOMに選びたい浦和の勝利の立役者は…コロナに揺れながら果敢に挑んだ川崎の勇気も素晴らしい

2022年07月31日 本田健介(サッカーダイジェスト)

伊藤は1ゴール・1アシストの活躍

【警告】浦和=柴戸(81分)、小泉(90分) 川崎=谷口(51分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】西川周作(浦和)

[J1第23節]浦和3-1川崎/7月30日/埼玉スタジアム2002
 
【浦和|採点】
スタメン)
GK
西川周作 7 MAN OF THE MATCH
DF
酒井宏樹 6(61分OUT)
岩波拓也 6.5
知念哲矢 6.5
明本考浩 6.5
MF
ダヴィド・モーベルグ 6.5(83分OUT)
伊藤敦樹 7(69分OUT)
岩尾 憲 6.5
関根貴大 6.5
FW
松尾佑介 6.5(69分OUT)
江坂 任 6(61分OUT)
 
途中出場)
DF
馬渡和彰 6(61分IN)
MF
小泉佳穂 5.5(61分 IN)
MF
柴戸 海 5(69分 IN)
FW
キャスパー・ユンカー 6(69分IN)
MF
安居海渡  ―(83分 IN)
 
監督)
リカルド・ロドリゲス 6
 
【浦和|寸評】
 1ゴール・1アシストの伊藤、ゴールを決めた松尾、岩尾も評価しつつ、MOMにはPKで1点を失ったとはいえ、ファインセーブを連発したGK西川を選びたい。彼が川崎の決定機を阻んでいなかったら試合の流れも変わっていたはず。
 
 90分を通じて新型コロナウイルスの影響に揺れた川崎を相手にしっかりと臨み、ゲームを展開した点も評価されて然るべきだろう。川崎の意地に、浦和もプライドで応えた。4分、17分にゴールを奪い、その後は川崎にボールを持たれる時間も長かったが、集中力を保ち、PKで1点を返された直後にゲームを決める3点目を奪った点も素晴らしい。
 
 ゴールを決めた前述の3人のほかにも、先制点をアシストし、右サイドからの攻撃を引っ張ったモーベルグ、よく走って85分に岩尾のゴールをお膳立てした関根、無失点に貢献した岩波と知念のCBコンビらも勝利に寄与した。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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