松木玖生の“後継者”や染野唯月を目標とする万能型FWらに注目! 2022高校サッカー逸材300選~北海道・東北編

2022年05月13日 高校サッカーダイジェスト編集部

指揮官も期待を寄せる青森山田の新主将!

左から山本(仙台育英)、鈴木(尚志)、小湊(青森山田)、横塚(帝京安積)。北海道・東北地域の高校から注目すべきタレントを紹介する。写真:森田将義、吉田太郎

 昨年は青森県の強豪・青森山田が高円宮杯プレミアリーグEAST、夏のインターハイ、冬の選手権で頂点に輝き、3冠を達成。高校サッカー界に旋風を巻き起こした。今季は4月にプレミアリーグ、プリンスリーグが開幕。また7月24日に開幕予定の全国高校総体へ向け、すでに地域によっては予選を戦っているチームもある。

 熾烈な争いのなかで、どんな逸材が頭角を現すのか。本稿では、今後プロ内定を勝ち取りそうな大注目のプレーヤーや、春先から一気に評価を高めている上昇株、知られざるダイヤの原石など、編集部が厳選した300人の注目選手を紹介する。第5回目となる今回は、北海道・東北編だ。

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※実績の表記は下記の通り。
U-00=年代別日本代表(2020年~2022年実績)、高校選抜=日本高校選抜

【北海道・東北】
No.186
DF
多久島良紀(青森山田/3年/180センチ)
プレースタイル:潰し役
昨年度は、負傷離脱するまで、3冠世代の先発を務めた大型左SB。高打点ヘッドと飛距離十分のロングスローは大きな得点源だ。復帰間近の新主将には、黒田剛監督も「多久島が入ることでチーム全体がピリッとする」と期待する。

No.187
FW
小湊絆(青森山田/3年/176センチ)
プレースタイル:ラインブレーカー
松木玖生(FC東京)の後継者として、新生・青森山田の10番を背負うストライカー。DFの背後へ抜ける動きを得意とし、確かな技術力としなやかさも兼ね備える。苦しい時間帯でも献身的にボールを収め、決定的な一撃を見舞う。

No.188
MF
名久井悠希(専大北上/2年/167センチ)
プレースタイル:司令塔
1年目からスタメンを務める実力者で、小原昭弘監督は「今年のキープレーヤー」と期待を寄せる。正確な左足から繰り出す長短の正確なパスが武器で、攻撃は彼から始まると言っても過言ではない。身体的には恵まれたタイプではないが、守備でも賢く食い止めるプレーが目を引く。

【PHOTO】2022年の高校サッカー界を彩る注目選手を写真でチェック!~北海道・東北編

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