マンUがテン・ハーグ次期監督の愛弟子をアヤックスから引き抜きか。CLで大活躍したコートジボワール代表FWに関心と現地報道

2022年04月28日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

バイエルンもレバンドフスキの後釜としてリストアップ

今シーズンのCLで、史上初となるデビューから7戦連続ゴールを挙げたアレ。(C)Getty Images

 マンチェスター・Uが、アヤックスのストライカーに興味を示しているようだ。

 ユナイテッドは4月21日、来シーズンから指揮を執る次期指揮官としてアヤックスのエリク・テン・ハーグ監督と契約を結んだことを発表。契約期間は2025年までの3年間で、1年間の延長オプション付きとなっている。

 すでに今シーズンも無冠で終わることが確定している名門は、残り4試合を残すプレミアリーグで6位と苦戦。4位以内に与えられる来シーズンのCL出場権の獲得も4位アーセナルとは勝点6差と非常に厳しい状況だ。

 そんななか、英タブロイド紙の『The SUN』が、「ユナイテッドはC・ロナウドに依存しすぎている得点力の改善を急務としており、その補強案としてアヤックスのストライカー、セバスティアン・アレの獲得を画策している」と報じた。

 今シーズンのユナイテッドは、ここまでの公式戦で22ゴールを挙げているC・ロナウド以外では、B・フェルナンデスが9ゴールと奮闘しているものの、FWでは次点がメイソン・グリーンウッドの6ゴールと、やや物足りない数字となっている。
 

 アレは、テン・ハーグ監督率いるアヤックスで公式戦39試合に出場し、CLでの11点を含む計33ゴールを挙げている。19年7月から約1年半在籍したウェストハムでは思うような活躍ができなかったものの、特長を熟知してるテン・ハーグが指揮を執るユナイテッドでは違った結果を得られるかもしれない。

 さらに同紙は、マンUがアレ獲得へ向けて3500万ユーロ(約45億5000万)を用意しており、6月で契約満了となるエディンソン・カバーニやジェシー・リンガードといった攻撃陣が退団となれば、このコートジボワール代表FWを獲得する必要性がより高くなると伝えている。

 バイエルンが退団が囁かれるレバンドフスキの後釜としてリストアップするなど、ビッグクラブの注目を集めているアレ。アヤックスの師弟コンビが、来シーズンはイングランドで実現するのか。今後の動向に注目が集まる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【動画】マンチェスター・Uが関心を示すアヤックスFWアレの21-22シーズンTOP10 ゴール!

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