【J1採点&寸評】FC東京3‐1神戸|大迫のシュートを阻止したダイナモがMOM。後半にガクッと落ちたイニエスタは…

2022年04月07日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京──〝森重あり“を示した試合でもあった

【警告】FC東京=なし 神戸=なし
【退場】FC東京=なし 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】安部柊斗(FC東京)

[J1リーグ7節]FC東京3‐1神戸/4月6日/味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5
イニエスタを捕まえられなかった前半はやや低調なパフォーマンス。それでもアダイウトンのゴールをきっかけに息を吹き返し、最終的には3-1の勝利と〝一度来た流れ"を見事結果に結び付けた。

【FC東京|採点・寸評】
GK
24 ヤクブ・スウォビィク 6
1失点も、試合を通しての安定感は相変わらず。とりわけハイボールへの対応が素晴らしく、DF陣に落ち着きをもたらした。

DF
3 森重真人 6.5
セットプレーの流れからコースを狙ったシュートで逆転弾。力強い守備も健在で、〝FC東京に森重あり"を示した試合でもあった。

5 長友佑都 6
中途半端なクリアが失点を招く結果に。ただ、そこから持ち直し、守備に攻撃に顔を出してベテランの意地を見せつけた。

23 渡邊凌磨 6.5(67分OUT)
大迫にかわされた11分の対応は減点対象。とはいえ、後半は永井との好連係でふたつのゴールに関与と攻撃センスを存分に発揮した。

30 木本恭生 6(80分OUT)
大迫相手にやや苦戦も大崩れはしなかった。後半は森重とともに神戸の攻撃を防ぎ、80分に交代するまで集中を切らさなかった。

 
MF
10 東 慶悟 6(76分OUT)
D・オリヴェイラへのスルーパスなど何度かチャンスに絡んだ。地味ながらも献身的にボールを追いかけフォア・ザ・チームを体現。

16 青木拓矢 6
前半は首尾よくボールを引き出せず、後手に回るシーンが多少なりともあった。それでもチームの3点目につながるあの縦パスには痺れた。

MAN OF THE MATCH
31 安部柊斗 6.5
27分のトラップからのクロスは絶妙。73分に大迫のシュートを阻止するなど、攻守両面での貢献度はチーム随一だった。
 

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