【日本2-0中国|採点&寸評】リズムをもたらした“川崎カルテット”。伊東純也の勢いも止まらず!!

2022年01月27日 本田健介(サッカーダイジェスト)

吉田、冨安の穴を谷口、板倉が埋める

【警告】日本=なし 中国=ウー・レイ(35分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】伊東純也(日本)

[カタール・ワールドカップ・アジア最終予選]日本 2-0 中国/1月27日/埼玉スタジアム2002

【日本代表・総評】
6.5
 吉田、冨安のCBコンビの不在が心配されたが、谷口と板倉がしっかりカバー。特に前半はその新CBコンビと田中、守田を合わせた"川崎カルテット"がチームにリズムをもたらし、優位に試合を進めた。後半も途中出場直後に中山がクロスから伊東のゴールをアシストするなど勢いに乗れる結果に。危なげなく勝点3をゲットした。

【個人採点・寸評】
GK
12 権田修一 6
後半に1本、直接FKを狙われたが、それ以外にピンチらしいピンチはなし。ハイボールの処理も的確で、常に声を張り上げて緊張感を保たせ、無失点で試合を終えた。
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DF
3 谷口彰悟 6.5
川崎で研鑽を続けてきた努力家がワールドカップ最終予選でも秀逸のプレー。これまでの積み重ねがあったからこそ落ち着いた対応ができたはずで、川崎で培ったパス出しのタイミングも抜群だった。今後、レギュラー争いに割って入って欲しい存在だ。

4 板倉 滉 6
谷口とともに安定して中国の攻撃を跳ね返す。空中戦にも強く、ボールを持てば前に運んで攻撃をサポートした。海外生活は長くなったが、やはり彼も川崎の色を継ぐ選手だ。

5 長友佑都 5.5(57分OUT)
もう少し高い位置を取りたかったところか。左サイドに穴を空けずにベテランらしい落ち着いたプレーを見せたが、後半早々に交代と不完全燃焼の感も。

19 酒井宏樹 6.5
圧の強いプレーはさすが。ボールへの寄せも早く。先制点につながるPK奪取にも関わった。力強く右サイドを支えたが、CKでの決定機逸には悔しがる姿。
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