W杯出場を懸けて同僚のサラーとマネが直接対決! アフリカ最終予選は激戦必至の好カードが目白押し

2022年01月23日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

どちらかは本大会行きを逃すことに…

W杯最終予選で相まみえることになった、エジプトのサラー(左)とセネガルのマネ(右)。(C)Getty Images

 リバプール・ファンにとっては、複雑な抽選結果となった。

 現地時間1月22日にカタール・ワールドカップのアフリカ最終予選の組み合わせ抽選会が行なわれ、モハメド・サラー擁するエジプト代表と、サディオ・マネ擁するセネガル代表が対戦することになったからだ。

 同最終予選は、2次予選を突破した10か国を抽選で5カードに振り分け、ホーム&アウェーの2試合での勝者(5か国)が本大会出場を決めるというレギュレーションになっている。

 つまり、リバプールで活躍する世界屈指のアタッカーのうち、どちらかはカタールの地で見られないということなのだ。

 抽選会で同カードを引き当てたのがリバプールOBで元セネガル代表のエル=ハッジ・ディウフというのも皮肉と言えるだろうか。

 エジプトにはアーセナルのMFモハメド・エルネニー、セネガルにはナポリの守備の要であるカリドゥ・クリバリやチェルシーの守護神エドゥアール・メンディなど、両国は他にも豊富なタレントを抱えている。
 
 カメルーンで開催されているアフリカ・ネーションズカップを見ても分かる通り、この2か国のほかにも、同大陸には多くのスター選手が存在しており、当然ほかのカードも激戦必至だ。

 マリ以外の9か国は過去に本大会に出場した経験のある強豪国であり、そのマリもブライトンのイブ・ビスマやRBライプツィヒのアマドゥ・ハイダラなど、とりわけ中盤に欧州5大リーグでプレーするタレントを数多く擁している。

 カメルーンやナイジェリアといった常連国も一筋縄ではいかないだろう。前者はリャド・マハレズ(マンチェスター・シティ)が牽引し、2019年の大陸チャンピオンでもあるアルジェリアと、後者はトーマス・パーテイ(アーセナル)が中心となるガーナと相まみえるからだ。

 リバプールのサポーターだけでなく、サッカーファン必見のアフリカ最終予選は3月23日に第1レグが、同29日に第2レグが開催される予定だ。

 カタールW杯 アフリカ最終予選の組み合わせは以下の通り。
(第1レグ:3月23日 第2レグ:3月29日 ※左が第1レグのホーム)
・エジプト対セネガル
・カメルーン対アルジェリア
・ナイジェリア対ガーナ
・DRコンゴ対モロッコ
・マリ対チュニジア


構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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