【J1採点&寸評】横浜1-1川崎|熾烈極まる1・2位対決! MOMは得点王の二人でも、秀逸アシストの家長でもなく…

2021年12月04日 藤井雅彦

横浜――勝ち切れずも優勝を争った実力は発揮

【警告】横浜=渡辺(56分) 川崎=なし
【退場】横浜=なし 川崎=なし
【MAN OF THE MATCH】高丘陽平(横浜)

[J1リーグ38節]横浜1-1川崎/12月4日(土)/日産ス

【チーム採点・寸評】
横浜 6.5

ボールポゼッションで先手を取る展開でも、なかなかゴールを割れず。反対に先制点を許す苦しい状況になったが、前田が乾坤一擲のシュートを決めて追いついた。勝ち切れなかったものの、優勝を争った実力はしっかり発揮できた。

【動画】得点王! 前田大然の2021厳選ゴール集!

【横浜|採点・寸評】
GK
1 高丘陽平 6.5

プレッシャーに動じることなく直前で判断を変えるなど、シーズンを通して大きく成長した。

DF
25 小池龍太 6

神出鬼没という表現がぴったり。上下左右に幅広く動き、ピッチ上に小池龍太が複数人いた。

13 チアゴ・マルチンス 6
武器はスプリント能力だけではない。自らボールを持ち上がって鋭い縦パスで好機を演出した。

24 岩田智輝 6
ハイラインをキープしながら攻撃参加も。成功しなかったが前向きなチャレンジは見られた。

5 ティーラトン 6(83分OUT)
正確な左足で何度もチャンスを作り出す。L・セアラの頭をピンポイントでとらえたCKも見事。
 
MF
8 喜田拓也 6(83分OUT)

リスク管理はお手の物。ボールを保持できる時間が長くなると、いま以上を求めたくなる選手だ。

26 渡辺皓太 6.5(69分OUT)
序盤からエンジン全開。積極的なボールアプローチと前を向くアクションで存在感を発揮する。

10 マルコス・ジュニオール 6(69分OUT)
相手選手の間で巧みにボールを受けて攻撃のスイッチを入れる。高い技術が冴え渡っていた。
 

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